Snapchatとはエフェメラルとアニメーションが強みの動画最適アプリだ

By | 2016年4月28日

Snapchatとは

今やInstagram(インスタグラム)はその存在を無視することはできなくなりました。YoutubeからYoutuberと呼ばれる人たちが生まれたように、InstagramからもInstagramerたちが生まれてきています。インフルエンサーとしての彼らの影響力は非常に強力です。

一方で、受信者が再生した開いた動画像が数秒の間に消えてしまう『Snapchat(スナップチャット)』が若年層を中心に大変人気を博しています。

「Instagramですらよく分からないのに、Snapchatなんてもう意味不明……。」と思っている方も、世界のトレンドを押さえるためにもSnapchatのことを知っておいた方が良いでしょう。

Snapchatの人気の秘密は、ずはり「エフェメラル」と「アニメーション」にあると思います。理由は後述します。


■目次
1.Snapchatって本当にすごいのか?
2.結局、Snapchatとは?


1.Snapchatって本当にすごいの?

上で「Snapchatが世界のトレンド」かのように書きましたが、本当にそうなのでしょうか。まずはここから確認していきたいと思います。


Snapchatの盛り上がり

まずはGoogleが提供している「Googleトレンド」で、キーワードの検索トレンドを調べてみました。下図を見ていただけくと2012年後半以降、注目度が右肩上がりで上昇していることが分かります。

絵に描いたようなSnapchatの隆盛は多くの企業の注目を浴び、ついにはInstagramを買収したFacebookに30億ドルの買収オファーを投げかけさせるほどでした。そして、SnapchatのCEOであるEvan Spiegel氏がこの買収オファーを固辞したことは大きなニュースになりました。

非上場ベンチャー企業で評価額が10億ドル以上の企業を指して「ユニコーン企業」と呼びますが、Snapchatの評価額は160億ドルを超えるとも言われています。


で、Snapchatとは?スナチャってなに?

Snapchatの規模やスケールが大きいということは何となくご理解いただけたかと思います。

そしてここでは「結局、Snapchatとはなんぞや」という疑問にお答えしていきます。

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一言で言えば、Snapchatとは一度開封すると消えてしまう写真やショート動画を送ることのできるアプリです。

知らない人には「それだけ……?」と映ることもあるこのサービスですが、VentureBeatのこの記事によるとDAU(一日のアクティブユーザ数)が1億人という数字を誇っています。国内最大級のサービスLINEのMAU(月間アクティブユーザ)が2200万人であることと比較すると、その大きさが計り知れますね。

閲覧することで消える写真や動画を送り合う以外にも、SnapchatをSnapchatたらしめるいくつかの機能があります。


チャット

写真や動画を送信するのと同じようにチャットを送る機能があります。この機能が2014年になって実装され、「スナップ動画像」ではなくテキストでの「チャット」が可能となりました。

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もちろん写真や動画の送信と同じく、このチャットも履歴に残らず消去されます。チャット画面を開いている限りはやり取りを見ることはできますが、チャット画面から離れた時点でやり取りが消えてしまいます。

画像もテキストも、LINEやメールで親しんだ「履歴が残る」という私たちの当たり前の概念を破壊したところにSnapchatのヒットの種があります。

一瞬で消えてしまうという特性を「エフェメラル」と言いますが、このエフェメラルがSnapchatの人気の根幹です。

FacebookやInstagramといった「生身の自分自身から離れたステキな自分」を演出し続けなければならないSNSに疲弊してしまったユーザたちが、楽にコミュニケーションが取れるからとこぞってSnapchatを利用しているようです。


レンズ

写真や動画に「レンズ」というアニメーション加工を追加する機能です。

「これはさすがにつまらないだろう……。」私はこの機能を初めて知ったとき、恐れ多くもこのように考えておりました。

しかし、

百聞は一見に如かずという諺をここまで実感したことはありません。

スライド1

画像の加工アプリなら他にもたくさんありますが、Snapchatがおもしろいのは、リアルタイムで顔を認識しレンズ加工ができるところです。上の画像はカメラモードにしているだけであり、撮影されたものではありません。

このリアルタイム性が気持ちよく、またレンズも思わず試してみたくなるものばかりです。私の場合は正確にいうと、試してみるとおもしろかったという順番でした。

スライド2

顔認識をしているため、上の画像のように「口を開ける」ことで「舌をペロンと出す」アニメーションが動きます。楽しい機能なのですが、下手をすると「スマホを構えて一人で口をパクパクしている人」になりかねないのでご注意を。


ストーリー

Snapchatで送る画像や動画は最大10秒まで閲覧時間を設定することができます。つまり、最大でも10秒間しか送られてきたコンテンツを閲覧できません。

そこで、24時間消えないスナップまとめを作成する機能として「ストーリー」が存在します。

レンズ機能も使いながら撮影した写真や動画を一つのストーリーとして作成し、個人の友達だけでなく、友達全員に送信することも可能です。この機能を使って、芸能人たちも情報発信をしています。


Discovery

上でご紹介したストーリーの公式スポンサード版が「Discovery」です。ほとんどの場合、スマホ画面に最適なタテ型動画として提供されます。

Snapchatでの広告メニューとなるDiscoveryは、24時間で消滅し、最新のものに更新されます。

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現在はVICEやBuzzfeedなどのパブリッシャー17社が参画しています。

既存のニュースなどの情報とは違ってアーカイブが残らないため、ユーザとしてはオリジナルでキュレーションされたコンテンツをしっかり見ることになります。これは他のツールとの圧倒的な差別化要因であり、強みでもあります。

この「一瞬で消えてしまう=エフェメラル」という特性を活かしたマーケティングを「エフェメラルマーケティング」と呼びます。Snapchatはエフェメラルマーケティングツールのパイオニアです。


あとがき

いかがでしたでしょうか。

日本でも存在感を増しつつあるSnapchatについてご紹介しました。
まだ触ったことのない方はぜひともトライしてください。

今後、「エフェメラル」や「アニメーション加工」について深堀りしていきます。

以上、『Snapchatとはエフェメラルとアニメーションが強みの動画最適アプリだ』でした。


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