Oculus Riftで仮想ジェットコースターに乗ったら激酔いした!AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の違いとは?

By | 2014年10月15日

注目が集まる仮想現実。R_Oculus-FB


今年、Oculus RiftのOculus VRが20億ドルでFacebookに買収されたことは大きな話題を呼びました。

20億ドルで買収したOculusの技術を使い、スマートフォンビジネスの次の潮流になると期待される仮想現実分野に乗り込んでいきます。マーク・ザッカーバーグの考えでは、Oculusの方向性として最初は仮想現実と相性の良いゲーム分野に打って出るが、その後Oculusをゲームを含めて様々な仮想現実機能のプラットフォームにしようとしているとのこと。

Facebookの他にもOculus VRを狙っていた企業はあったでしょう。そこまで注目の集まる仮想現実の世界を実際に体験してみると、その無限の可能性に思わず胸がときめきました。今回はそのレビューに加えて、VRはよく聞くARとはどう違うのかという疑問について答えました。

■目次
●Oculus Riftを体験してみて
●Oculus Riftが見せるVR(Virtual Reality)-仮想現実とは?

まずは体験レビューです。

 Oculus Riftを体験してみて

 

そもそもOculus Riftとは

両目を覆うディスプレイから3D映像を見ることのできる、頭にかぶるタイプの装着型デバイスです。米クラウドファンディング「Kickstarter」において、1か月で目標の10倍の243万ドルを調達したことでも知られています。

R_oculusrift2

http://www.forbes.com/sites/erikkain/2014/03/25/microsoft-should-have-acquired-oculus-rift-not-facebook/
 

Oculusを体験してみた

このOculus Riftですが、なんと秋葉原で体験会がやっていました

R_写真 2014-10-08 18 55 29

こちら、G-Tune:Garage 秋葉原というお店です。
無料で誰でも体験可能とのことだったので、会社の同僚と体験しに行ってきました。

体験した同僚は完全にOculusの見せる世界に没入してしまっていました。
下の動画では3Dのジェットコースターを体験中です。

 

体験してみて分かったことと問題点

最初にデバイスを装着し、3Dの世界に踏み入れた時の感想は「他の体験動画のリアクションは誇大ではないか」でした。Oculus Riftと言えば、「体験してみた」系の動画の中に、体験者が叫んだりしゃがみこんでしまうものまでありますが、実際にはそこまでではないと感じました。

しかし、ヘッドホンの音量を上げた瞬間、一気に世界の中に入り込んだ気がしました。外界との接触を断つほど、3D空間の中に自分がいるかのような感覚が増します。

▼左右前後を見るとバーチャル空間の中でその方向を見ることができます
R_写真 2014-10-08 19 52 24

更に没入感を高めるコツとしては、「自分はこの世界にいるんだ」と思い込むことです。その状態であれば、思わず声を出してしまったりするのも納得できます。

問題点としては、3D酔いが激しいことでしょうか。同僚は体験後、1時間ほど酔いと格闘していました。これは、仮想空間を脳が現実空間と認識し、三半規管に狂いが生じてしまうことから起こる症状です。専門家によれば、画素数が上がるにつれて3D酔いは悪化するとのことです。ここにOculus Riftを含む仮想現実デバイスの課題があると言えるでしょう。

 Oculus Riftが見せるVR-仮想現実とは?

よく混同されるものとしてAR(拡張現実)とVR(仮想現実)が挙げられますが、この二つに加え、理化学研究所が開発したSR(代替現実)を含めてそれぞれの違いをご説明します。

AR(Augmented Reality)-拡張現実

まずは拡張現実についてです。

R_google-glass1

http://glass-apps.org/google-glass
これは現実を拡張する、つまり現実世界に何らかの情報を付与するものです。この分野で有名なものとしてGoogle Glassがあります。これはレンズにデータや動画などを表示させ、レンズ越しに覗いた世界とダブらせることのできるデバイスです。他にも、例えばスマートフォンでアプリを起動して雑誌にかざすと、広告商品が飛び出して見えたりするようなものもあります。

この他にも拡張現実の技術を使えば、カーナビが車のフロントカメラに表示されたり、ゲームのキャラクターが現実世界に登場する、なんてことも可能になります。

VR(Virtual Reality)-仮想現実

次に冒頭から述べてきた、Oculus Riftの仮想現実についてです。

R_oculus-rift

http://www.forbes.com/sites/jjcolao/2014/03/26/can-the-crowd-predict-facebooks-next-acquisition/
現実に情報を付与する拡張現実とは異なり、仮想現実では、その名の通りヴァーチャル空間に自分がダイブすることができます。筆者が体験したOculus Rift DK2という型では、立つ、しゃがむなどの上下運動にも対応していて、仮想空間でも目線が上下しました。

Oculus VRの買収を発表したFacebookのZuckerbergはその可能性について「自宅でゴーグルを装着するだけで、特等席でスポーツ観戦をしたり、世界各地の素晴らしい授業が受けられる」と言っています。この分野での開発や技術革新が進行することは間違いありません。そう遠くない将来、夢のような世界を体感することができるようになるはずです。

SR(Substitutional Reality)-代替現実

こちらは聞き慣れない方も多いかもしれません。

R_SR-代替現実

http://wired.jp/2012/08/23/sr-mirage/
代替現実とは、理化学研究所の藤井直敬さんが研究しているシステムです。理研のプレスによると、代替現実とは、ARやVRの応用から生まれたもので、記録、編集済みの過去の映像をHMD(ヘッドマウントディスプレイ)から流し、実際に起こっている出来事として体感させる技術のことです。

現実のリアル映像と、予め360°パノラマビデオで撮影された過去の映像とを切り替えることで、体験者にはどこまでが現実で、どこからが過去か分からなくなるそうです。これだけではよくわkらないという方は、下の動画を見て頂けばお分かりになるかと思います。

この記事によると、ホリエモンこと堀江貴文さんも藤井直敬さんと組んでビジネスをしようとしているそうです。

AR、VR、SRを使えば、SFや映画の世界を体験することができるようになるでしょう。今から未来が楽しみです。

 おまけ

 

その他のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)

今回はVR(拡張現実)の代表格、Oculus Riftについて主に取り上げましたが、他にもHMDデバイスが登場しています。以下に少しだけ紹介します。

●HMZ-T3(ソニー)
●Gear VR(サムスン・Oculusu VR)
●VR One(カールツァイス)

ソニーの本格的な仮想現実ゲーム参入に向けて機能性を増してきたHMZ-T3シリーズ、サムスンがOculus VRと共同開発したスマホを差し込んで使うHMDに、カメラレンズの設計、製造で知られるカールツァイスのHMD。他にもより多くのメーカーがこの分野に参入してくるでしょう。

購入方法

ちなみに、今回筆者が体験したOculus Rift DK2ですが、一般発売はまだですが、現在開発者用キットは購入可能です。本体350ドル+送料75ドルの425ドルに加え、関税代が少しかかるそうですが、Oculus Riftを手元に開発したい人はもちろん、自分で仮想空間を体感したい人も購入することができます。

詳しい購入方法はこちらが詳しいです。

 あとがき

さて、いかがでしたでしょうか。

新しく来るVRの波を捉えて、新たなビジネスを生み出していきたいですね!

以上、Oculus Riftで仮想ジェットコースターに乗ったら激酔いした!AR(拡張現実)とVR(仮想現実)の違いとは?でした。


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Category: VR