LINEビジネスコネクトとは?メールに変わる顧客と繋がる双方向コミュニケーションの超分かりやすい事例

By | 2014年12月16日

企業とユーザーの新しい出会いのかたち。
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最近、企業の広告がユーザーに届きにくくなったと言われています。物が溢れている現代において、隣と同じ広告を羅列するだけでは逆にネガティブな印象を与えることもあるでしょう。だからこそ「広告のコンテンツ化」が求められるようになってきました。

そして、Facebookを中心とするSNSに企業がこぞって殺到したのは、企業とユーザーが一方的ではなく、双方向的なコミュニケーションが取れるからでしょう。もちろんLINEにも熱視線が注がれています。そんなLINEが企業とユーザーを繋ぐために開発したのが「LINEビジネスコネクト」です。このサービスについて本記事で事例とともに紹介していきます。

    ■目次
    1.LINEビジネスコネクトとは
    2.企業でのLINEビジネスコネクト活用事例
     2-1.リクルート
     2-2.HIS
     2-3.ガリバーインターナショナル
     2-4.SBI証券
     2-5.マツモトキヨシ
    3.まとめ

LINEビジネスコネクトの活用事例をご紹介。

 1.LINEビジネスコネクトとは


LINEビジネスコネクトというサービスをご存知でしょうか?

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LINEビジネスコネクトとは、LINEの公式アカウントを所有する企業に対し、API(webサービスの機能を外部から利用するためのインターフェース)を公開することによって、企業がユーザーとの双方向のコミュニケーションを可能にする、法人向けサービスです。

LINEビジネスコネクトを利用することによって、それぞれの企業がLINEとCRM(顧客管理システム)を連携することができ、より素早くより効果的にプロモーション活動を行えるため、新しいマーケティング手法として注目を集めています。

 2.企業でのLINEビジネスコネクト活用事例


これまでにも、LINEは法人向けサービスとして公式アカウントの活用を促してきましたが、LINEビジネスコネクトは、さらに一歩進んだサービスとなっています。最大の違いは、ユーザーへのアプローチ方法。従来の公式アカウントが、登録したすべてのユーザーに対して一斉配信することしたできなかったのに対し、LINEビジネスコネクトでは、個々のユーザーに応じたコミュニケーションや双方向のやりとりを可能にしています。

▼新しいコミュニケーション方法
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APIを利用し、外部データを接続することによって、より「見てもらいやすい」メッセージの配信を実現しています。それでは、LINEビジネスコネクトの活用方法について5つの事例をご紹介しましょう。

2-1.リクルート


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リクルート社は、可愛いパンダのキャラクター「パン田一郎」をリリースしています。自然言語処理技術を導入しているため、ユーザーはLINE上でパン田一郎と多彩なコミュニケーションを行うことができます。もち5ろん、提供サービスである「fromA navi」のアルバイト情報や、アルバイトの際に役に立つ情報なども取得することが可能となっています。

具体的には、「会話」「アルバイト探し」「アルバイト生活のサポート」の3つのサービスがメインとなっており、付随して利用者にはパン田一郎のスタンプがプレゼントされます。このスタンプを利用して、天気予報ヘルプ機能、あるいは求人検索給与計算、さらにはシフト通知まで行えるとのこと。返信までのタイムラグはあるものの、スタンプを利用したスムーズなコミュニケーションや、豊富な変身パターンも魅力的です。

2-2.HIS


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次にご紹介するのは、旅行業者大手のHISです。HISは旅行業者の中で唯一、LINEビジネスコネクトを活用して独自のプロモーションを行っています。その名も、「旅行情報提供サービス」。サイトで検索したり、情報誌を閲覧することなく、気軽に旅行の情報に触れることで、旅行に出かける機会を増やすのが狙いですね。

具体的な利用方法は、HISアカウントあてに「ツアー」と入力してメッセージを送り、さらに行き先を入力すれば、最新のオススメ海外ツアーの情報が入手できるというもの。その他にも、位置情報を送信するだけで、最寄りのHIS各店舗を案内してくれるなど、ユーザーにとって便利な機能が搭載されています。

2-3.ガリバーインターナショナル


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自動車の買取・販売を行うガリバーインターナショナルは、LINEビジネスコネクトとAmazonのインフラを用いて、ユーザーとの双方向コミュニケーションサービス「DRIVE+」を展開しています。コンセプトは「あなたの生活に便利・安心をプラス」。ユーザーは、クルマと会話をするようにコミュニケーションを行うことができるだけでなく、スタンプを活用することによって、直感的なやりとりを楽しむことができます。

具体的なサービス内容は、車を停めてからの時間を教えてくれる「停めて何分?」や、車を停めた場所を教えてくれる「車ドコ?」残りの燃料による走行可能距離を教えてくれる「あとドレダケ?」など、多種多様です。その他のサービスも順次追加予定となっています。

2-4.SBI証券


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証券会社というと少し堅いイメージがありますが、そんな印象を払拭するかのように前代未聞の「“LINE×証券”融合サービス」を提供しています。

具体的には、株価参照、約定通知、発注などをユーザーが個別に受け取れるというもの。公式アカウントとで提供しているお客さまキャンペーンや各種サービス情報とは違って、個別に対応してくれるのが魅力ですね。2014年1月からスタートした少額投資非課税制度(NISA)の普及を目指し、20~30代の若年層の方に積極的に資産形成を行ってもらうためのツールとして位置づけられているとのこと。業界初の試みということもあって、今後の展開にも大いに期待できそうですね。

2-5.マツモトキヨシ


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最後は、ドラッグストア最大手マツモトキヨシの導入事例です。ドラッグストア業界はここ数年で新規出店の伸び率が低迷しているとされています。また、市販薬のインターネット販売が事実上解禁されたこともあって、競争は激化の一途を辿っています。今後は、薬に関する知識のない一般ユーザーと、どれだけ密なコミュニケーションが行えるかが勝敗のカギを握るかもしれません。

その点、マツモトキヨシがLINEビジネスコネクトを利用して展開しているサービスは、株式会社リッチメディアが提供しているCRMツール『Pipes(パイプス)』を導入し、最寄り店舗営業時間、さらには店舗情報のリンクなど、トークによって情報提供が行われています。画像の通り、「会話」はできないようですが、今後は、さらなる活用方法が模索されていくことでしょう。

 まとめ


いかがでしたでしょうか。

LINEビジネスコネクトを活用した新しいサービスのかたち。それは、これまでの企業からユーザーへの一方的な情報提供とは異なり、企業とユーザーとの双方向のコミュニケーションを可能としています。企業の生み出した素晴らしい商材の情報をいかに届けるか、そして、いかにユーザーの心を動かすかが重要となってくるのでしょう。

LINEビジネスコネクトはまだまだ始まったばかりであり、その伸びしろは十二分にあります。LINEという、日本を包括するサービスを利用して、まだ見ぬ企業がどのようにユーザーとコミュニケーションを築いていくのでしょうか。みなさんもユーザーとしてLINEビジネスコネクトを体感し、そして企業側のみなさまは是非新しいアイディアをLINEビジネスコネクトに乗せてみてください!
  
以上、『LINEビジネスコネクトとは?メールに変わる顧客と繋がる双方向コミュニケーションの超分かりやすい事例』でした。


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