心理テストって心理学と関係あるの?私たちが心理テストに惹かれる理由を考察してみた

By | 2015年3月6日

心理テストや診断コンテンツをやってみたことはありますか?

心理テストコンテンツ

やったことが「ある」という方がほとんどだと思います。以前に『占い』というキーワードがなぜ最近検索され始めたのか?占いコンテンツのこれからを考えるという記事で考察したように、日本人は占い好きが多いですしね。最近では、FacebookやTwitterなどのSNSで面白い心理テストや診断コンテンツが拡散されているのを見る機会も少なくありません。

診断コンテンツで言うと、例えば「効き脳診断」はかなりバズっていたので、目にしたり、実際に効き脳をチェックしてみた方も結構いるのではないかと思います。

さて、人はなぜ心理テストに惹かれてしまうのでしょう?
当記事では、心理テストの魅力に迫ります。

    ■目次
    私たちが心理テストに惹かれてしまう理由とは?
    1. 自分の思考を知りたいという欲求
    2. 心理学に基づく高精度なテスト結果
    3. とはいえ、気のせいでもある?バーナム効果とは
    4. まとめ

いつの時代も心理テストは人気です。

1. 自分の思考を知りたいという欲求


まずは「効き脳診断」をなぜしてしまうのかについて考察しますが、その前に知らない人のために効き脳診断を紹介します。

効き脳診断


右脳が直観的、左脳が論理的思考を司ることはご存じでしょう。
この「効き脳診断」ではインプット、アウトプット時にそれぞれどちらの脳を使っているかということが分かります。

診断の仕方は簡単。たった2ステップで10秒もかかりません。

1. まず、自然に「指組み」を行い、左右どちらの親指が下にくるかを確認してください。
2. 次に、同様に自然に「腕組み」を行い、左右どちらの腕が下にくるかを確認してください。

効き脳診断1
確認できましたか?下図が診断結果の図になります。

効き脳診断2

ささ脳(下:左親指、左腕)
「論理的にとらえ、論理的に処理」
⇒物事を筋立ててマジメに考えるタイプ。几帳面で努力家。

うさ脳(下:右親指、左腕)
「直感的にとらえ、論理的に処理」
⇒完璧主義。自分で決めたい、個性派。

さう脳(下:左親指、右腕)
「論理的にとらえ、感覚的に処理」
⇒理想と現実のギャップに苦しむ自己矛盾型。転じて細かいことは気にしないタイプ。

うう脳(下:右親指、右腕)
「直感的にとらえ、感覚的に処理」
⇒楽天的でマイペース。直感とひらめき重視な感覚人間タイプ。

当たっているでしょうか?この診断コンテンツは面白いと思います。

権威ある効き脳診断として有名なものはハーマンモデルという脳科学に基づく手法だそうですが、上記の「指・腕組み法」は簡易版として一般に広まっているものです。

参照

All About my Salsa

効き脳診断をしたくなる心理


前述の効き脳診断は、SNSでバズっていた時に筆者の周りでも「うさ脳だった」「うう脳だ・・・」などのコメントが散見されました。

どうして彼らは「つい」やってしまったのか。それは自分の思考や心理を客観的に知りたいという心理が働いたからではないでしょうか。

つまり、ある程度「自分はこういうタイプだ」と思っている人が、「その通りです!」という外部からの後押しを得たいがために効き脳診断を行ったものと考えられます。それがどれだけ正しいかはここではあまり重要視されていないようです。

2. 心理学に基づく高精度なテスト結果


心理テストは非常に奥が深いものです。
様々な種類がありますが、例えば以下のようなものが挙げられます。

色を選択する心理テスト

色選択の心理テスト

■友人の家に遊びに行った時、友人が着ていた服の色は何色でしょう?
 1. 情熱の赤色
 2. 眩しいほどの黄色
 3. 神秘的な青色
 4. 鮮やかなピンク

このような心理テストの問題を、ネットやテレビ、雑誌などでよく見かけると思います。

心理テストは直観によるものが多いので、一つのコンテンツを楽しむのにほとんど時間がかかりません。
それゆえに「つい」試してしまいます。

しかし、心理テストが愛される理由はそういったお手軽感だけではなく、ともすれば「たしかに当たっている!」と感じてしまうからではないでしょうか。

よく考えてみると、これはなぜなのでしょう?
なぜ心理テストでは私たちの性格や心理を当てられるのでしょうか?

根拠があるため心理テスト結果が正確


読者のみなさまは、きっと「心理テストなんて誰にでも当てはまるようにできてるんじゃないの?」と思っていることでしょう。

しかし、心理テストが当たる理由がある根拠に基づいているとしたらどうでしょうか。
根拠があるから、言い当てられるものもあるとしたら。


色彩心理学
例えば、先ほど挙げた心理テストの問題であれば、「色彩心理学」という学問に基づいて解答が作成されることが考えられます。

色彩心理学とは、色が人の心理に影響を与えるメカニズムを表したものです。

色彩心理の一例

●「赤色」の特徴
 ・購買色と呼ばれ、赤文字にすることで売上が上がるとされている
 ・非常に目立ち、視覚誘導を行うときに最も認識性がある
 ・温かさを感じさせる

●「黄色」の特徴
 ・喜びや希望を与え、楽天的な考え方をもたらす
 ・交感神経と副交感神経を刺激し、注意を促す
 ・知性と理解力を刺激し、考えを系統的に組み立てるのに役立つ

●「青色」の特徴
 ・気持ちを静め、落ち着かせる
 ・食欲減退効果がある
 ・涼しさを感じさせる

●「ピンク色」の特徴
 ・交感神経に働きかけ、脳を活性化する
 ・血行を良くする
 ・争いや再犯率を低下させる

有名なのでどこかで聞いたこともあるかもしれません。
webサイトデザインやアプリのUIでも色彩心理学を考えることは重要ですよね。

このように心理学が用いられることにより、心理テストの結果をある程度精度の高いものと認識しているのでしょう。

自分の心理を詳しく知ることができるとは面白いと言わざるをえません。

3. とはいえ、気のせいでもある?バーナム効果とは


先ほど「心理テストなんて誰にでも当てはまるようにできてるんじゃないの?」と思われているのではと書きましたが、実は否定できないんです。

バーナム効果
これを心理学用語で「バーナム効果」と呼びます。

バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。

たしかに、多くの心理テストコンテンツでは、バーナム効果はほとんど必要不可欠と言っても過言ではないと思います。

これはマーケティングにも使われる心理効果であり、「現在の給料に満足できないあなたに贈る~」など、ターゲットとなる人に「自分のことだ」と思ってもらうことができます。

4. まとめ


それでは、心理テストや診断コンテンツに惹かれてしまう理由をまとめます。

●自分自身の思考を客観的に知りたい
●短時間でコンテンツを楽しむことができる
●心理学を利用しているため精度の高い結果が出る
●バーナム効果により「自分に当てはまる」と思ってしまう

これらの理由が単体で、もしくは複数合わさることで「面白さ」を醸成しているのです。

生年月日や血液型による占いとは違って、自分の選択・思考により結果が異なることも重要な点と言えるでしょう。

もちろん心理学的に論拠があると言っても、その100%が当たっているわけではありません。
しかし、一番重要なことは自分が楽しむことができるかどうかですよね。

あとがき


いかがでしたでしょうか。

心理テストに惹かれてしまう理由をしってもなお「つい」やってしまうんでしょうね。
  
以上、『心理テストって心理学と関係あるの?私たちが心理テストに惹かれる理由を考察してみた』でした。


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