アルゴリズムを制する者はトラフィックを制する!?ニュースキュレーションサービスを比較してみた

By | 2015年8月27日

キュレーション 記事掲載

突然ですが、現代においてみなさまはありあまるほどの情報にさらされていることと存じます。

以前はテレビのニュースで報じられるニュースをチェックしていれば問題はなかったのですが、情報の動くスピードや量が格段に向上した今ではWeb上にある情報をいかに効率よく得られるかが大切です。そいいった文脈の中でキュレーションサービスが登場してきました。

自然な流れとして情報の提供者としては、「いかにキュレーションサービスに掲載させるか」が重要になってきました。そこで今回は、ニュースキュレーションサービスの比較、そしていかに記事を掲載させるかについて書いています。

■目次
1.グノシー(Gunosy)
2.スマートニュース(SmartNews)
3.アンテナ(Antenna)

1.グノシー(Gunosy)

Gunosy

特徴

「情報を世界中の人に最適に届ける」をミッションとする、情報収集の「入口」になるニュースアプリです。アプリから様々なニュースを閲覧できるサービスです。

以前はアルゴリズムにより、ユーザ一人一人の興味関心のあるニュースをキュレーションして提供していましたが、現在ではさらなるサービスの拡大のため、その機能を廃しています。一方、昔ながらのグノシーを望む声も多かったため、Gunosy LITEという別アプリにて以前のグノシーが再現されています。

グノシーは「ニュースキュレーションサービス」から、あらゆる情報のプラットフォームである「情報キュレーションサービス」を目指すと語っています。

2015年4月には上場を果たし、今後の成長がますます期待されています。

ユーザ基本情報

Gunosy document

引用元:媒体資料
男女ともに20,30代がボリュームゾーンとなっています。全体の過半数が会社員のユーザとのことです。

記事掲載させるためには

国内で1000万ダウンロードを突破したグノシーに記事が掲載されると、流入のインパクトは非常に大きいです。巷では「グノシー砲」と呼ばれ、メディア運営者はその機会を狙っています。

さて、残念ながら「こうすれば確実に掲載される」という方法は公表されていませんが、多くの人がその方法を探っています。

有力とされている説は、「はてブを狙う」方法です。ソーシャルにおける評価として、はてなブックマークは非常に高く、グノシーでも「はてブ数」を記事掲載の評価基準の一つとしており、どうやらその比重は大きいようです。

はてブと言えば、リリース直後にいくつかのはてブが付くことで「新着エントリー」に、さらに多くのはてブが付くことで「ホットエントリー」入りするなど、定説と言われるものが出てきています。それゆえ、グノシー掲載を狙うなら、まずははてブで評価されることを狙うことが近道のようです。

参考記事:
『3はてブ』からバズは始まる!はてなブックマークが「いいね!」やリツイートよりも優れると言われる理由とその活用法を解説

詳しくはこちら

グノシー

 

2.スマートニュース(SmartNews)

SmartNews

特徴

「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションとする、多彩なジャンルをそろえるニュースキュレーションサービスです。

電波の悪い環境でも記事閲覧可能なSmartモードを搭載しており、場所を選ばずサクサク読むことができます。

五大全国紙や各省庁の他、様々な有力メディアと提携し、個々のチャンネルを展開したり、個人ブロガーの情報をキュレーションするオピニオンチャンネルを開設しています。

アメリカにも進出し、日米で1200万ダウンロードを突破しました。(2015年5月現在)

ユーザ基本情報

SmartNews document

引用元:媒体資料
バランス良く、幅広い層に支持されています。他社ニュースアプリと比べて、女性アクティブユーザ数が一番多いのも特徴的です。

記事掲載させるためには

SmartNewsは、主に媒体運営者とそのユーザーとのエンゲージを弊社独自のアルゴリズムで観測し、“いま・もっとも注目されているコンテンツ”を割り出し、その評価をもとにSmartNewsユーザーの皆様へ良質なコンテンツを表示する仕組みをとっています。

Webサイトによるとこのように記述されていますが、この「独自のアルゴリズム」が問題です。SmartNews松岡氏によると以下のようなアルゴリズムでニュースを掲載しているようです。

Web上の情報をカテゴリ分類し、同内容が重複しないようにその情報の類似判定を行う。重複している場合は「情報の早さ」「よく見られているか」などの要素から最適な情報を選択します。そして「ソーシャル上での反応」「SmartNewsで配信したときの反応」などの注目度判定を経て、最終的に記事掲載を判定します。

やはりスマートニュースでも「ソーシャル上での反応」が重要なのは変わりませんが、その前に情報の類似判定がなされるため、「ユニークな情報」であれば掲載の可能性は上がるのでしょう。

スマートニュースではこれらをすべてコンピュータが自動的に判断するため、人間の意志が介在しないものになっています。

詳しくはこちら

スマートニュース

 

3.アンテナ(Antenna)

Antenna

特徴

「マスメディアの”いま”がわかるスマホメディア」をコンセプトとする、キュレーションマガジンサービスです。

350を超える提携メディアの情報を生活者のライフサイクルに合わせ、タイムリーに配信しています。

細部までこだわって洗練されたUIが特徴的なサービスで、まさに美しい雑誌を眺めているかのような体験が可能です。

ユーザーのリアルな行動を支援するため、Antennaでは手動+自動ロジックの両方で、「今、欲しい」記事が配信されるタイミングの最適化を図っています。

マスメディアに始まり、チラシやフリーペーパー、さらには地域メディアとも繋がることで、ありとあらゆる「メディアのハブ」になることを目指しています。

ユーザ基本情報

Antenna document

引用元:媒体資料
男女比率がほとんど半々で、利用ユーザは20~40代が中心となっています。

記事掲載させるためには

アンテナでは、グノシーやスマートニュースとは違って、提携外のメディアから記事を掲載することはありません。

そのため、アンテナで記事掲載してもらうためには、記事掲載用フォームから申請する必要があります。

アンテナ側でメディアをチェックし、OKなら掲載対象に含まれるようです。

詳しくはこちら

アンテナ

 

あとがき

いかがでしたでしょうか。

Web上にコンテンツが氾濫している今、ニュースキュレーションサービスに記事を拾ってもらうことはトラフィックを獲得するために非常に有効です。

しかし、コンテンツクリエイターとしては、小手先のテクニックに頼るのではなく、まずは読者に響くコンテンツをいかに作るかということを忘れてはいけません。

自戒の意味も込めて、スマリストでもコンテンツ制作に取り組んで参ります。その上で、このようなニュースキュレーションサービスにも掲載してもらえるようにしていきたいと思います。

以上、『アルゴリズムを制する者はトラフィックを制する!?ニュースキュレーションサービスを比較してみた』でした。

参考記事

SmartNewsのニュース選定のアルゴリズムってどうなってるの? 裏側を聞いてきた
徹底解剖!グノシー掲載に至るTwitterとはてブの条件を導く
[ニュースアプリ特集後編] 9つのメジャーニュースアプリのユーザー属性(性別/年齢)がまるわかり!
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