高い回遊性を実現するメディア「サントリータウン」の強さはゲームセンターの如きコンテンツ力にあった

By | 2015年9月17日

サントリータウン 回遊

突然ですが、サントリータウンという素晴らしいWebサイトをご存じでしょうか。

今ではどこの企業もオウンドメディアを保有していることは珍しくありません。しかし、サントリータウンには他のオウンドメディアにはない、引き込まれてしまうような魅力があります。

そこで、なぜ引き込まれてしまうのかについて考察したところ、サントリータウンのコンテンツの強さが見えてきました。

    ■目次
    1.サントリータウンとは
    2.ゲームセンターのようなコンテンツ
    3.サントリータウンのコンテンツの適度感

1.サントリータウンとは

まずは簡単にサントリータウンの紹介をします。
その名の通り、飲料系メーカーとして名高いサントリーの運営する会員サイトです。


サントリータウン

クーポンやレシピなどのコンテンツがありますが、メインは何と言ってもポイントコンテンツです。

ゲームや占いなどのコンテンツで遊ぶことで、毎日ポイントが付与され、そのポイントを消費して懸賞に応募することができます。


懸賞 サイト

対象サイトのアクセス解析ができるSimilarWeb PROというツールによると、サントリータウンの月間平均訪問数とそれに関わるデータは以下の通りです。

訪問数としてはモバイルがPCの約2倍あるのに対し、平均PVはPCの方が2倍以上高くなっています。


SimilarWeb1_compressed

また同ツールによれば、集客のために広告は出しておらず、サントリーが運営する他サイトを中心とするリファラや、ブックマークなどからの直接流入がトラフィックのメインであることがわかります。


SimilarWeb2

つまり、直接流入している訪問者の約3分の1は、「サントリータウンに遊びに行こう」と思って流入しているということです。

同様の他社会員サイトと比較しても非常にうまく運営しているサントリータウンですが、いったいどこが優れているのでしょうか。

 

2.ゲームセンターのようなコンテンツ

サントリータウンでは、モバイルとPCにおける平均PV数はそれぞれ7.43、16.49となっており、非常に回遊性が高いサイトだと言えます。


SimilarWeb PRO

PCでの訪問だと、16ページ以上も遷移しているということです。例えば、ゲームコンテンツで遊んでからゲーム一覧に戻るというページ遷移を考えると、一人のユーザはざっくりと約8ゲームほど遊んでいるという計算になります。

ここまでユーザを回遊させる=次々とコンテンツを遊ばせることに成功しているのは、サントリータウンがいわゆる「ゲームセンター」のような構成になっているからではないでしょうか。


サントリータウン

「回遊性が高い」と言うと、コンテンツからコンテンツへの導線が強いということも考えられますが、ことサントリータウンにおいては特にそういったこともありません。

ゲームで遊んだあとは「戻る」ボタンを押して一覧画面に戻る必要がありますが、それでもPCで平均約16.5PVという数字があるのだから驚きです。

この秘密はコンテンツ自体にあると思っています。


コンテンツ

まず、コンテンツの品揃え、そしてコンテンツの内容のボリューム感がポイントになります。この2つにより、サントリータウンはゲームセンターと化しているのです。

 

3.サントリータウンのコンテンツの適度感

コンテンツの品揃え

サントリータウンのゲーム・占いコーナーには常に20種類以上のコンテンツが並んでいます。


サントリー ゲーム 一覧

このゲームや占いで遊ぶことで、サントリーポイント(SP)と呼ばれるポイントを獲得することができます。そして各コンテンツにつき、一日一回ずつポイントを獲得できるので、すべてのゲームをクリアすることで約10000ポイント貯めることができます。

また、基本的にワンクリックで遊べる内容ですが、コンテンツのジャンルはパズル、スポーツ、レース、カードゲーム、アクション、タロット占いなど多岐に渡っています。

それに加え、サントリータウンでは定期的に新しいコンテンツが導入されることもあり、なかなか飽きが来ないようになっています。

コンテンツのボリューム感

上述の通り、ワンクリックで遊べるカジュアルコンテンツがほとんどを占めているので、サクサクとゲームをクリアし、ポイントを獲得することができます。早ければ、1ゲームにかかる時間が5秒なんてものもあります。


足 速い

一方、しっかりと作られたコンテンツもあります。今であればソーシャルアカウントを使って他の人との交流も楽しめる「サントリーみんなのまち」というコンテンツがそれにあたります。内容としては街で経験値やアイテムを入手し、自分の家を拡張していくというものです。

一日一回ログインすることで、もちろんサントリーポイントを獲得することもできますが、遊ぶ動機としては「コンテンツを楽しみたい」ということでしょう。なぜなら、ポイントだけのためであるなら他のコンテンツで遊んだ方がお手軽だからです。

このようにサントリータウンでは、カジュアルコンテンツだけでなく、ボリューミーなコンテンツも置くことで、「しっかりコンテンツを楽しみたい」ユーザを取り組むことにも成功しているのです。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか。

コンテンツの品揃えボリューム感から、サントリータウンは「ゲームセンター」のように、数多くのライトなゲームからヘビーなゲームまで楽しめる場所になっているのです。

筆者も気付けば80000ポイントくらい貯まっていたので、どんどん懸賞にも応募していこうと思います。

以上、『ゲームセンターの如き回遊性を実現するメディア、サントリータウンの強さとは』でした。


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