アプリダウンロードのきっかけはランキングとクチコミ!アプリ提供者が意識すべきこととは

By | 2015年10月14日

アプリ,ダウンロード,理由

私たちは何気なくスマートフォンでアプリをダウンロード(インストール)していますが、自分のスマートフォンを見て、「なぜそのアプリをダウンロードしたのか」をそれぞのアプリに対して説明することはできますか?

私たちがアプリをダウンロードする理由はいくつか挙げられます。アプリ提供側がこれらを理解することで、作ったアプリをユーザの手元に届けやすくなるはずです。

人はなぜアプリをダウンロードしてしまうのか

アプリ,ダウンロード

端的に言うと、そのアプリが面白いから、もしくは便利だからです(リワード広告によるリターンを獲得するため、やむを得なくという理由もなくはないとは思いますが……)。

applioの記事によると、Google Play、App Storeでアプリの登録数はそれぞれ約143万本、約123万本に上っています(2014年)。この中にあって、面白くもなければ、便利でもないアプリがどうしてダウンロードされるでしょうか。

「スマートフォンユーザは『面白い』もしくは『便利な』アプリをダウンロードする」という前提に立ってみると、あることに気付きます。

あまりにも膨大な数のアプリの山の中から、ダウンロードもせずにどのようにして「面白い」「便利だ」ということを判断しているのでしょうか?

同じ目線からの言葉にこそ信じる価値がある

MMDLabo株式会社がスマートフォンを所有する15歳以上の男女1999人を対象に行った調査によれば、スマートフォンアプリをダウンロードしたきっかけは「アプリストアのランキング」「友人・知人などからの紹介」が圧倒的に上位となっています。

アプリ,ダウンロード,きっかけ

これはテレビCMやアプリ内広告などの、いわゆる「企業側からの情報」ではなく、「紹介」というユーザと「同じ目線からの言葉」にこそ信じる価値があると捉えられていることを示唆しています。

つまり、ユーザにアプリのダウンロードを促すためには、Google PlayやApp Storeといったアプリストアの最適化と、知人にクチコミで紹介したくなる仕組み作りが必要になってきます。

アプリストアで見つけてもらうためのASO

アプリストア最適化はASO(App Store Optimization)と呼ばれます。広義的に捉えると、アプリの発見からダウンロードまでの一連の施策と言えます。

ASOにはマーケターが管理できるかどうかの観点から、大きく2種類に分類できます。

管理できるもの

アプリ,スクリーンショット

●アプリのタイトル
●説明文
●アイコン
●スクリーンショット
など

アプリのタイトルには「~」のようにキーワードを含めたものをよく見ますよね。
他にもアイコンやスクリーンショットなど、ビジュアルで訴えるものはユーザの判断材料にされやすいです。

管理できないもの

アプリ,レビュー

●アプリの評価
●レビュー
●リンク
など

Google Playにおいては、アプリの詳細ページへの外部リンクの数や質がアプリストア内検索結果に反映されるようです。

管理されるべきでないこと

アプリ,ランキング

●アプリストアランキング

詳しくは述べませんが、リワード広告という仕組みを使って、ブースト(アプリストア内にて、半人工的にランキング上位を獲得する)という手法があります。

上の調査でも「アプリストアのランキング」はアプリダウンロードのきっかけの1位となっていることを考えると、たしかにブーストを行うことでアプリストアランキング上位に表示させ、多くのダウンロードを促すことは可能です。

これは基本的にはApp Storeで行われることが多いようですが、その話はこちらに詳しいです。

しかし、ブーストはランキングを不正に操作するとしてAppleは規約で禁止しており、取り締まりに本腰を入れているとのことです。

参考

Appleがリワード広告(ブースト)取り締まりに本腰を入れたらしい件(山本一郎)
おこづかいアプリに中華ブースト、アプリストアのランキングはどこまで信頼できるのか


圧倒的な感動体験を

アプリストアランキングと並んで、アプリダウンロードの大きな要因となるのが「友人・知人からの紹介」でした。

「WEBサイト上の書き込み」「SNS上の書き込み」も約13%ほどと、きっかけとしては4位、5位となっていますが、「友人・知人からの紹介」は2倍以上の差をつけて40%超となっています。ネット上の「知らない誰か」ではなく、顔と名前の分かる「知り合い」の言葉ほど影響力が強いということですね。

さて、あえて人にアプリを勧める時はどんな時でしょうか?

それは、これまでの既成概念を覆すような「圧倒的な感動体験」をした時ではないかと思います。

例えば、他競合サービスに先駆けてリリースしたサブスクリプション型(定額制)の音楽配信サービス「AWA」。

AWA

今でこそ「LINE MUSIC」や「Apple Music」など類似のサービスが肩を並べていますが、日本においては2015年5月末時点では「AWA」のみがリリースされており、サブスクリプション型の音楽配信サービスに初めて触れた瞬間でした。美しいUIとともに様々な音楽が聞き放題というサービスに感動し、思わず知人に勧めてしまったことを覚えています。

同様に、無期限無制限に動画像を保存し、かつ強力な検索機能を併せ持つ「Google Photo」にも感動し、知人に紹介したことがあります。

Google Photo

太鼓判を押すということは、それだけ自分が勧める理由があるということです。つまり、当たり前のことではありますが、小手先のテクニックを駆使するのではなく、サービス自体の価値が高くなければ、リアルでのクチコミは期待できないということです。


あとがき

いかがでしたでしょうか。

アプリストア最適化(ASO)と圧倒的な感動体験を持って、サービスを必要とするユーザにアプリを届けていただきたいですね。

以上、『アプリダウンロードのきっかけはランキングとクチコミ!アプリ提供者が意識すべきこととは』でした。

参考

基礎から学ぶアプリストア最適化「ASO」――インバウンドマーケター向けガイド(後編)


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