動画の兆しを感じ取ったハウツー動画『ビエボ』の裏側と見据える今後

By | 2016年6月24日

おはようございます。スマリストの田嶋です。

SNSを中心とし、動画サービスが盛り上がりを見せるようになりましたね。

かつては「動画」といえば『Youtube』や『ニコニコ動画』が覇権を握っていましたが、スマートフォンの普及やネットワークの高速化などの環境変化から多くのプレイヤーが現れました。

オプトが運営する日本最大級のハウツー動画サービス『ビエボ』は、そのような動画サービスの中でも順調に数字を伸ばしています。
今回は『ビエボ』編集長の米谷氏に動画制作の裏側やノウハウについてインタビューを行いました!

オプト ビエボ 取材

今回お話を伺った『ビエボ』編集長の米谷氏。

米谷 昌登(よねたに まさと)

2003年オプト入社。2008年から約5年間の電通経験も経て、Webマーケティングや、マス×Web統合コミュニケーションのプロデュース動画企画、制作、プロデュースを延べ13年間手がける。2013年からはオプトの動画事業の責任者となり、社内新規事業としてハウツー動画サービスビエボを立ち上げ現在に至る。

■目次

  1. 日本の良いモノを国内だけでなく、世界中に発信したい
  2. 日本最大級のハウツー動画サービスの制作の裏側
  3. これから注力したいのはプロ・専門家による動画
  4. ビエボは成長の舞台をアジアへと移していきたい


日本の良いモノを国内だけでなく、世界中に発信したい

動画コンテンツ

-早速ですが、『ビエボ』についてお伺いします。まずは、『ビエボ』の立ち上げの背景を教えてください。

米谷氏:
『ビエボ』は2013年にローンチした「毎日の暮らしをちょっと良くするハウツー動画サービス」です。立ち上げにはいくつかの視点がいくつかあります。

まずはトレンドとして、インバウンドと呼ばれる訪日外国人の旅行人口が年々増加していたことがあげられます。その様子を見ながら、情報発信を生業としている私たちには「日本の良いモノを国内だけでなく、世界中に届けられたらいいな」という思いがありました。

次に、Webユーザの視点です。デバイスの変化やユーザのWebリテラシーの向上とともに、「テキストや画像」から「動画」へというコンテンツの流れがあることは明らかでした。その流れがあるにも関わらず、Webに目をやってみると動画という分野でユーザを十分満足させるコンテンツがあまりありませんでした。

三つ目にクリエイターに対する視点がありました。アクセス可能な情報や様々なツールの登場により、動画コンテンツの制作が容易になってきています。さらに、テレビが段々と見られなくなりつつあることも手伝い、クリエイターたちが活躍できる場所や機会が減ってしまったと感じていました。そこで「彼らの新たな活躍の場としてWeb動画コンテンツの領域で何か一緒にやれないか」と考えました。

最後に、もちろんオプトとしての視点もあります。私たちが属するWebマーケティングの文脈の中で、一つのキーワードとして「コンテンツマーケティング」があります。ユーザは広告感のあるものを敬遠し、「便利だな、ためになるな」と思うものじゃないと受け入れません。この課題解決の手段として「ハウツー動画」は最適でした。

これらの条件のもとに、「毎日の暮らしをちょっと良くするハウツー動画サービス」である『ビエボ』が誕生しました。

ビエボ ノウハウ

-競合サービスが多くある中で『ビエボ』ならではの強みは何でしょうか?

米谷氏:
2013年の立ち上げから3年間サービスを運営してきたノウハウがあることです。『ビエボ』を立ち上げた2013年は、現在のように「確実に動画の流れがある」と言い切ることは難しく、「動画サービスが今後来るかもしれない」という雰囲気でした。そのタイミングで動画市場に参入できた先行者優位のようなものだと思っています。

また、これまでに累積動画再生数3000万回となる計1500本以上の動画を制作してきました。ハウツー動画は生活に寄り添うコンテンツなので、数年後であってもコンテンツとしての価値を持ち続けます。ハウツー動画は流行り廃りがないため、安定的に見られ続けるというストック型の性質を持っています。

  

そして、オプトグループとしての人脈・ビジネスデベロップメントも強みの一つです。オプトは国内外でWebメディアとの取引があるため、制作した動画をメディアに配信していくという話がしやすく、実際に提携数も多いです。特に広告主への営業は、国内のどんな規模・ジャンルにでも提案することが可能です。

 

日本最大級のハウツー動画サービスの制作の裏側

ビエボ 裏側

-「動画クリエイターが活躍できる場所を作りたい」と仰っていましたが、実際にクリエイターも『ビエボ』で動画を作られているのですか?

米谷氏:
そうですね。学生、主婦、フリーランス、企業所属のクリエイターまで50名ほどの方に動画制作していただいています。一部内製しているコンテンツもありますが、現在で1500本強のコンテンツのうち、9割は彼らが制作したものです。

-内製している動画本数は極端に少ないのですね。

米谷氏:
そもそも内製はリソースの問題で量産には向きません。しかし、複雑なディレクションが必要とされる場合や、得手不得手の問題で社外のパートナーに依頼しきれない場合は社内で制作するようにしています。

-なるほど。ではそういった動画のネタはどのように決めているのですか?

クリエイター側から提案があることもありますが、主にオプト主導のもと制作パートナーに対してディレクションを行い、制作してもらっています。

定期的に会議を開き、メンバーで各自アイディアを持ち寄っています。主なポイントとしては「検索ニーズ」「トレンド」「SNSでのクチコミ」をもとにネタを出し合っています。


これから注力したいのはプロ・専門家による動画

-実際にどのコンテンツが見られているのでしょうか?

米谷氏:
例えば、「浴衣の着付け」「ペットの懐かせ方」「セルフネイル」「炊飯器料理」といったジャンルの動画コンテンツが視聴されています。

-どんなコンテンツがユーザに刺さっているとお考えでしょうか?

米谷氏:
動画の要素では、何よりも「驚き」が大切だと思っています。細かく言えば、絵力の強さ、ユーザの期待を裏切れるか、結論ファーストを心がけがけていますね。

また、これから取り組んでいきたいと思っている動画の種類は専門家やプロによる知恵が詰まったコンテンツです。

例えば「歯科医が教える意外と知らない歯の磨き方」というような、その道に精通した人が教える動画は反響があり、Yahoo!のTOPでも紹介されて50万回以上再生されています。


ビエボは成長の舞台をアジアへと移していきたい

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-今後の展望を教えてください。

米谷氏:
大きく三つあって、「再生数を増やす」「リピーターを増やす」そして「コンテンツの充実」です。

再生数を伸ばすためには、配信先を増やすことが一番重要です。国内を伸ばすこともさることながら、海外に目を向けるとまだまだ伸びしろがあります。そのためにも海外、特にアジアに打って出ようと思っています。コンテンツがなければ話にならないので、翻訳や海外パートナーとの提携を進めているところです。2020年までに「アジア最大のハウツー動画メディア」を目指したいですね。

次に、今の「ビエボ」は残念ながらユーザにはどんなメディアか伝わりきっていない状態です。そこで、「ハウツー動画」から細かいジャンルにコンテンツをセグメント分けし、それぞれのセグメントにおいてユーザとの接点を持ちにいくことでリピーター(ファン)を増やしたいです。理想では各セグメントごとの公式のソーシャルメディア運用をしたり、編集長を置きたいところです。

最後に、「ビエボに来るべき理由」となるような代表的なコンテンツ作成が必須です。まだ公開はできませんが、「ビエボならでは」と思える企画をいくつか進めているので、楽しみにしていてください。


あとがき

毎日の暮らしをちょっと良くするハウツー動画サービスである『ビエボ』について、その制作の裏側や3年間の運営により蓄積されたノウハウをお聞きしてきました。

私たちモバリストでは、『ビエボ』の動画コンテンツの販売を行っています。これまで1500本以上の動画を制作してきた『ビエボ』のコンテンツを「自社メディアでも使ってみたい」「興味がある」という方は、こちらをください!

以上、『動画の兆しを感じ取ったハウツー動画『ビエボ』の裏側と見据える今後』でした。


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