Author Archives: 田嶋 勝利

データ放送ってなんなの?TBSのコンテンツ提供者にアレコレ聞いてきた

データ放送をご存知でしょうか?リモコンの「dボタン」を押すと「ピッ」という電子音とともにテレビ画面上に現れる、あれのことです。

データ放送は各テレビ局で配信されています。テレビを見ながらボタンひとつで視聴できるサービスなので、私たちの生活との距離は近い。にもかかわらず、

・なぜ放送しているの?
・どんなコンテンツがあるの?
・そもそも誰が見ているの?

など、知らないことばかりでした。

そこで、TBSテレビにてデータ放送について、コンテンツを企画・運営している中の人に詳しく教えていただきました。データ放送の中の人がどんなことを考えているかなど、勉強になることばかりでした。

TBS岩田様取材_1

データ放送について教えてくださったのは株式会社TBSテレビのデータ放送運用担当の岩田南実氏。


データ放送ってなんなの?

TBS岩田様取材_2

田嶋:まずはデータ放送について教えてください。

岩田:データ放送はリモコンのdボタンを押すと様々な情報を見ることができるサービスで、各放送局が独自のサービスを提供しています。

TBSのデータ放送は大きくふたつに分けられています。ひとつは「番組非連動型」と呼ばれるコンテンツです。天気予報や交通情報、占い等の主に生活情報コンテンツでTBSの放送時間中はいつでも見ることができます。

もう一つはテレビ番組と連動しているコンテンツです。例えば『オールスター感謝祭』のように、視聴者が番組内で出題されるのと同じクイズに答えることができます。

田嶋:僕もテレビでサッカーの試合中継を見ているときに、データ放送で抽選をやったことがあります。

岩田:ありがとうございます!いろんな番組に連動データ放送をつけていますので、番組表で「d」マークがついている番組を見つけたらdボタンを押してみて下さいね。


データ放送はなんのために配信されているの?

田嶋:かなりお聞きしにくいのですが・・・。ニュース番組やスマ―トフォンでの情報収集が容易な時代に、どうしてデータ放送を提供しているのでしょうか?

岩田:広く家庭に普及しているテレビで、dボタンを押すだけで生活情報や災害情報をみることができるのはデータ放送の大きな利点です。また、データ放送で番組企画に参加したり、番組視聴をより楽しくするためにできることは沢山あると考えています。

データ放送では一度登録した郵便番号情報を元に、お住まいの地域の天気予報や交通情報を見ることができるので、スマートフォンで検索するよりもdボタンを押すほうが楽だと感じてもらえるとうれしいです。


データ放送で一番人気のコンテンツは?

TBS岩田様取材_4

田嶋:データ放送にはいくつかのコンテンツがありますが、それらはどのように入れ替えているのでしょうか?

岩田:連休の深夜にはじっくり遊べるゲームコンテンツ、週末には週末の運勢を占える週末診断といったようにコンテンツを入れ替えて放送しています。『オールスター感謝祭』や『世界陸上』といったTBSの大型番組には当然データ放送でも様々な番組連動型のコンテンツを企画、放送します。

田嶋:TBSのデータ放送では何が一番人気のコンテンツですか?

岩田:一番人気は天気予報ですね。他のコンテンツと比べてかなり多くのアクセスがあります。

田嶋:たしかに、習慣になっている方は毎日天気予報を見ますからね。

岩田:そうですね。他にも、台風が発生した際に、交通機関への影響を調べるというような使い方もされています


週末診断コンテンツの企画の狙いは?

TBS岩田様取材_3

田嶋:現在、モバリストの診断コンテンツもご利用いただいていますが、これはどういうコンテンツでしょうか?

岩田:「週末診断」は週末限定コンテンツとして放送しています。性別や年代を選んでもらった上で、週毎に用意する診断テーマにそった質問に回答してもらうと、その人にあった週末の素敵な過ごし方を占うことができます。

田嶋:どういう経緯で週末診断を放送することになったのでしょうか?

岩田:12星座占いの人気が高かったので、占い系のコンテンツを充実させたいと考えていました。12星座占いとの差別化を図るため、見るだけで占い結果がわかるのではなく、質問に答えるとその人の年代、性別毎によりパーソナルな占い結果が出るようにしました。プレミアム感を出すために、週末だけ楽しめる限定コンテンツとして金曜日の夜から日曜日の夜まで放送しています。

田嶋:週末診断は公開から3ヶ月ほど経ちますが、反響はいかがですか?

岩田:12星座占いとの相乗効果もあり、予想より多くの方にお楽しみいただいています。視聴者に週末限定で放送していることを伝えるために告知方法を試行錯誤したり、より良いコンテンツになるよう、診断テーマもガイアックスさんと毎週検討を重ねています。

田嶋:本日はいろいろとお聞かせいただき、ありがとうございました!


あとがき

正直に言って、データ放送はなぜ放送されているのだろうと思っていました。

岩田さんの話をお伺いすると、テレビ番組の補助的な役割であったり、独立してお役立ち情報を配信する役割であったりと、実は縁の下の力持ちのような存在ということが分かりました。

テレビ番組表で「d」マークがついている番組を見つけたら、データ放送をチェックしてみてはいかが?

以上、『データ放送ってなんなの?TBSのコンテンツ提供者にアレコレ聞いてきた』でした。


■こちらの記事も合わせてどうぞ


モバリストでは、デジタルコンテンツの新規制作・レンタル提供のサービスを行っております。

真面目なお金の学校なのにシュールなコンテンツはなぜ必要だったのか

ファイナンシャルアカデミー浅黄様

お金はあらゆる人にとって切っても切り離せないものなのに、日本ではまともにお金について学ぶ機会がないんです

こう問題提起するのは、お金の教養を学べる学校を運営するファイナンシャルアカデミーのマーケティング戦略部に所属する浅黄浩氏(以下、浅黄)。お金について学ぶ機会に乏しい日本でなぜお金の学校を運営するのか、どのようにマーケティングしているのかについて同氏に取材してきました。

一見お堅いと思われがちな真面目な学校が、受講生と距離を縮めるために導入した診断コンテンツについてもお話を伺いました。


日本最大の独立系の金融教育機関とは

浅黄様_取材中_1

田嶋:まずは御校について教えていただきたいのですが、どんな学校なのでしょうか。

浅黄:お金の教養が身につく総合マネースクールとして、2002年に創立して今年で16年目を迎えました。延べ受講生数は43万人を超えています。一番のこだわりは、絶対的な中立性を保った金融経済教育機関であることです。

田嶋:中立性と言いますと・・・?

浅黄:金融系のセミナーの多くは、金融機関が主催していたり、一見中立に見えても最終的には金融商品などの販売を目的にしたりしたものが多いんです。一方で私たちは、金融機関をスポンサーにつけることもありませんし、金融商品を販売して手数料を稼ぐこともしません。純粋に受講生からいただく授業料だけで運営しています。

こうした絶対的な中立性があるからこそ、受講生にとって本当に必要で、客観的に正しいお金の知識のみを提供することができるんです。

田嶋:そういう意味での「絶対的な中立性」なんですね。御校ではどのようなコースがあるのでしょうか?

浅黄:核になるのは、資産運用科の「不動産投資」「株式投資」「外貨投資・FX」の3つスクールと、人生に必要なお金の知識が網羅的に学べる「お金の教養スクール」、2017年10月に開講したばかりの「定年後設計スクール」の5つのコースです。

受講コース

他にも例えば、スペシャリスト学部というのがあり、アスリートやアントレプレナー、料理人などのスペシャリストを対象にしたコースを設けています。

田嶋:ひとつのスクールはどのくらいの期間で実施されているのでしょうか?

浅黄:核となる5つのコースについては、一通り学ぶまでの期間は3ヶ月から1年となっているのですが、受講期間そのものは2年間あります。つまり、2年間の間であれば、何度も繰り返し学んでより定着を図れる仕組みになっています。その他、応用力を養成するゼミなどでは、1~3日で完了するものもあります。

田嶋:浅黄さんの役割は何ですか?

浅黄:私たちマーケティング戦略部としての役割は基本的にふたつあります。現在、延べ受講生は43万人を超えていますが、日本の総人口比では3%ぐらい。まだまだ多くありません。お金は誰にとっても切り離せないものなのに、日本には「お金について学ぶ」という文化もないですし、「お金について学べる学校がある」ということもほとんど知られていないんです。

当校のマーケティング事業部にはデジタルマーケティング部という部署があるのですが、ここでは主に広告を扱っています。マーケティング戦略部は広告という手段を使わずに、まったく新しいチャネルを開拓しながら私たちの存在を知ってもらうことを目指しています。

もうひとつの役割は、当校を認知している方や受講生の方との信頼関係を深めること
です。「お金について学ぶ」機会が少ない中で、せっかく接点を持っていただいたわけですから、ぜひお金の勉強を始め、継続してほしいというのが私たちの願いです。だから、メルマガで生活と関わりの深いお金の情報を提供したり、メールでのフォローを行ったりして、学びのモチベーションが継続されるようにしています。


金融への興味の高まりと「学ばなきゃ」

浅黄様_取材中_2

田嶋:ターゲットの受講生はどんな方でしょうか?

浅黄:当校は日本全国の小学生から大人まで、すべての人に金融経済教育を広めたいというビジョンを持っています。そのため特定のターゲットを定めることはあえてしていません。

実際の受講生の割合で多いのは、30代前後で年収500万円前後の方。10年ほど前までは圧倒的に男性のほうが多かったのですが、今はやや女性が多いくらいに女性の割合が増えてきています。

田嶋:女性の方も半数以上いらっしゃるんですね。核となるスクールを5つ開講されているということですが、1番人気はどのスクールでしょうか?

浅黄:その時々で入れ替わりがありますが、直近でいえば、1番は「株式投資スクール」、2番目は「外貨投資・FXスクール」でしょうか。「不動産スクール」も安定的な人気があります。

田嶋:株式投資が1番なんですね。世の中的に資産運用への注目度が上がってきている気がします。

浅黄:おっしゃる通りです。加えて、「金融機関やメデイアの言いなりではなく、自分で正しい判断ができるようにならなければ」と気付く人も増えてきています。そういう時代背景もあって、「どこかできちんと学ばなきゃ」という流れが日本でも加速しているように思います。

私はアメリカでの生活が長かったのですが、アメリカだと地域差はあるものの、中高校生でも普通にファイナンスの教育を受けるんですよ。日本では金融教育を学校などの公的機関で学ぶことってほとんどないですよね。それ以前に、日本ではそもそもお金のことを話すのがタブー視される風潮もあります。

そういう風潮が少しずつですが、崩れつつあるように思います。「お金は一生付き合っていくものなのに、勉強しないのはおかしいんじゃないかな」と若い世代ほど気付き始めつつあるんじゃないですかね

田嶋:STAGE』『マネラボ』といったメディアも運営されていますが、講座やスクールを受講されている方はこうしたメディアもよく見ているのでしょうか?

浅黄:厳密には計測はできない部分もあるのですが、メルマガで毎回、こうしたメディアの記事を取り上げているので、受講生の多くがメルマガを購読していることを考慮すると、よく見ている方は多いのではないかと思います。

田嶋:メルマガにはメディアの記事紹介以外のコンテンツも掲載していますか?

浅黄:はい。毎回、メルマガトップには、オリジナルのコンテンツを掲載しています。内容は毎号異なりますが、当校代表の泉のメッセージや今ホットなトピックだったり、セミナーの案内だったり……。読者に色々な方向から楽しんでいただくことで、読者とのエンゲージメントを促すコンテンツを掲載しています。

あとは授業スケジュールやお知らせに加え、代表が書いた金融小説「富者の遺言」を連載の読み物として最後につけています。

田嶋:コンテンツ盛りだくさんのメルマガですね。

浅黄:もともとはシンプルなテキストメールだったんですが、1年ほど前にHTMLメール化すると同時に、コンテンツもすべて見直しました。「毎回楽しみにしています」という声も受講生から聞くようになりました。


真面目な学校だから柔らかいコンテンツを探した

あなたの器診断

あなたの「器」診断

田嶋:現在ご利用いただいている弊社の診断コンテンツについてお聞きしたいです。どうして導入に至ったのでしょうか?

浅黄:ふたつの背景があります。ひとつは、当校のSNSの発信力がまだまだ弱いと思っていて。既存の受講生には興味を持ってもらえても、そうではない一般の人に興味を持ってもらうには、どうもインパクトに欠ける。だから、なにか尖っていて拡散できるものがないかと企画を練っているとき、「診断コンテンツならいけるのではないか」と思いついたことがきっかけです。

実は当校と診断コンテンツは非常に相性が良いんですよ。多くの講座やスクールがあるということは、それだけコンテンツを持っているということです。コンテンツを持っているから、何かを診断したり分析するということがものすごくやりやすいんです。これまでも、質問に答えていくと現時点でどのくらい「お金の教養」があるのかをチェックできるコンテンツなど、独自に多くのコンテンツを開発しています。

田嶋:たしかに診断コンテンツとは相性が良さそうですね。もうひとつの背景はなんですか?

浅黄:柔らかいコンテンツが必要だと思ったからです。設立してからの15年間、私たちは中立性を大切にしながら、真面目に愚直に、学校としてお金について教えてきました。世間にはお金や儲け話に関する怪しい情報がいっぱいあるので、そういうものと一線を画すためにも真面目に愚直にやってきたんですけどね。

浅黄様_取材中_3

田嶋:真面目にやってきたからこその堅さですね。

浅黄:まさにそうです。ですが、それだけでは堅くなりすぎてしまい、難しいと思われてしまうのではないかとも考えていました。だからもう少し噛み砕いて、遠目に見ている人にもうまく伝わるような、そんな柔らかいコンテンツを探していたんです。

柔らかさの点では、診断コンテンツのイラストには「くらもん」というシュールなキャラクターを使っています。実はこれ、うちのカスタマーサポートのメンバーが描いているんですが、今までだと真面目なイラストになりがちだったところを少し砕けさせようという意図もありました。

田嶋:「お金の教養フェスティバル」という取り組みもされていますよね。

浅黄:2005年頃から毎年1回、東京ビックサイトのような大きい会場を借りて開催しています。毎回1,000人〜2,000人の方にご来場いただいています。

また現在、「日本全国お金の教養キャラバン」と銘打って、全国の大都市を回って入門講座である「お金の教養講座」を無料開催する取り組みをやっているところです。フィナーレは(2017年)11月中旬の福岡の予定です。普段はなかなか講座を開催できない都市で大勢の方にお越しいただき、満席御礼になったりしていますので、これも毎年続けていきたいですね。

田嶋:けっこう手応えがあるんですね。

浅黄:「お金の教養講座」はWebでも受講できますが、わざわざ電車に乗って聞きに来るという努力がある分、みなさん真面目に勉強していらっしゃいます。田嶋さんもご興味あれば、無料の講座にお越しください(笑)。

田嶋:ぜひお伺いいたします(笑)。本日はどうもありがとうございました!


あとがき

お金はずっと付き合っていくものなのに、お金について学ぶ機会がないのはおかしい。言われてみればその通りの問題に、真正面から向き合うファイナンシャルアカデミー様を取材しました。浅黄さんの言葉を通して、お金の教養について学ぶ大切さが伝わってきました。

そして真摯に取り組んでいるからこそ生じてしまう堅さを、コンテンツによって解決していく姿勢からは、コンテンツの可能性を感じました。

これからもますますのご活躍を期待しています。改めて、ご協力いただきありがとうございました!

以上、『真面目なお金の学校なのにシュールなコンテンツはなぜ必要だったのか』でした。


■こちらの記事も合わせてどうぞ


モバリストでは、診断コンテンツの新規制作・レンタル提供のサービスを行っております。

コンテンツ制作をクラウドファンディングのサクセス事例から知る

コンテンツ制作をクラウドファンディングから学ぶ

クラウドファンディングはすっかり市民権を得た、と感じるようになりました。それはテレビメディアでもクラウドファンディングの仕組みや事例について紹介するケースをよく目にするからです。

2013年頃にはまだまだ一部が知るのみだったサービスですが、今では資金調達の手段として、ときにはそれ以上の価値を持つものとしての地位を得ています。

「商機ここにあり」とばかりにクラウドファンディングサービスが乱立しており、膨大な数のプロジェクトが立ち上げられています。そのためどうしてもプロジェクトの中で成立するものと未調達に終わるものも出てきます。

成功と失敗の違いはプロジェクトのテーマだけによるものなのか?
もしかして、プロジェクトページ(コンテンツ)の作り方や紹介の方法にも違いがあるのではないか?

そのように考え、当記事では大きく資金調達に成功したふたつの事例をもとに発見したコンテンツ制作のポイントを紹介します。
Continue reading

Facebookが動画コンテンツだらけになっている件

動画コンテンツとFacebook

通信量が多く、制限にかかってしまうことがしばしばあります。

Youtubeやソーシャルゲームなど通信量の多くかかるサービスはあまり利用していなかったので、どこで消費しているんだろうと気になっていました。
Continue reading

広告のコンテンツ化。ユーザーが完成させるキンチョール広告の仕掛け

ゴキブリのコンテンツ広告

家庭用殺虫剤「キンチョール」を長年にわたり提供するKINCHOの広告がTwitterを中心に話題になりました。それは新聞広告でありながら、ユーザーが自分自身で完成させるものでした。

通常の広告とは異なり、幾重にもバズる仕組みが設計されていることに感銘を受けたため、この広告のコンテンツとして優れている側面を考えてみました。
Continue reading

動画に代表される「タテ型コンテンツ」の時代が到来した

15489185239_3f3d2a4e87_z

数年の間唱えられ続けた「動画元年」は2016年にこそふさわしい呼び名だと思います。

今の時代のサービスは当然のようにスマホファーストで設計されるようになりました。スマホファーストを考えるとき、コンテンツはどんなカタチをしているべきでしょうか。

当記事ではコンテンツのカタチについて考えてみたいと思います。
Continue reading

占いコンテンツ導入の前に検討すべきことは3つある

占いサービス導入前の検討事項

テレビや雑誌をはじめ、Web上でもよく見かける占いは、ユーザーに広く楽しまれるコンテンツの一つ。企業でサービスの企画やWebを担当している方の中には、導入コンテンツとして占いに興味を持ったことがある方もいるでしょう。

しかし、「自社サービスのユーザーには占いが刺さるかもしれない……!」と思っても、実際に何をどう考えれば良いのか分からないもの。そこで今回は、占いの導入を検討している方に向けて、自社サービスに導入する前に考えるべきことについて書きました。
Continue reading

アイディア満載!ゲームコンテンツを活用した企業プロモーション事例8選

ゲームプロモーション活用事例

ゲームコンテンツはプロモーションツールまたは広告ツールとして多くの企業のアプリやWebサイト内で活用されています。

前回のWebサイト・アプリのエンゲージメントを高めるゲームプロモーション活用事例6選の記事では、ユーザーにハマってもらう方法や、継続的に利用したいと思わせる方法など、サイト事例からみる使ってもらいやすいゲームコンテンツの活用方法について紹介しています。

    ■目次

  1. 【YouTube】YouTubeとスマホ連動のプロモーション
  2. 【商品】ゲームを活用した商品プロモーション
  3. 【キャラクター】ゲームを活用したキャラクタープロモーション
  4. 【広告】ゲームを活用した広告クリエイティブ
  5. 【O2O施策】ゲーム結果でクーポンを配布する
  6. 【Twitter】ツイートすると見たいものが見れる
  7. 【ターゲット】ターゲットにあわせたゲームプロモーション
  8. 【facebook】facebookと連動したソーシャルゲームプロモーション
  9. ポイントのまとめ

ゲームを活用したプロモーションをおこなう企業の事例をピックアップしています。

※この記事は2017年5月29日に再編集を行いました。

1.【YouTube】YouTubeとスマホ連動のプロモーション

スマートフォンでの操作が動画に反映され、YouTube動画が動きます。

スマートフォンでの操作はシンプルですが、何通りもの動画が用意されているため、何回でも使われるプロモーションです。

Cheetos Cheetahpult

スクリーンショット 2014-06-11 0.55.45

YouTubeとスマートフォン連動のお菓子投げ入れゲームです。YouTubeに表示されているURLをスマートフォンで打ち込むとスマートフォン上にお菓子投げ入れ装置が現れ、その装置を動かすとYouTube上にお菓子が飛んでいきます。

▼ポイント

YouTube動画とスマホ操作の組み合わせで新しいゲームになる


2.【商品】ゲームを活用した商品プロモーション

商品の特徴を活かしたゲーム商品の形、色、大きさ、特徴、商品が使われる背景、ターゲットを考えてゲームが制作されています。

既視感のあるゲームロジックでも、他にはない新しいゲームになります。

チロルトレーニング

スクリーンショット 2014-06-10 11.55.37

チロルチョコという商品を使ったパズルゲームです。商品の形や商品パッケージの色を上手く活用したゲームになっています。ゲームを遊んでいるだけで小腹が空いてきそうです。

▼ポイント

商品の形、色、大きさ、特徴、ターゲットを活かしたゲームを制作している


3.【キャラクター】ゲームを活用したキャラクタープロモーション

キャラクターの特徴を上手く活かしたゲームです。

ジャンプゲームという昔からあるゲームロジックを使っていますが、背景のデザイン、キャラクターに合わせたアイテム、キャラクターの動きなどが違うだけでオリジナルゲームに仕上がっています。

過去に流行したゲームとの類似性により、ユーザーも理解しやすくなります。

ドンスーモJUMP

スクリーンショット 2014-06-10 11.55.23

コーヒーが大好きなドン・スーモが、ゴールに向かってひたすら上を目指すジャンプゲームです。 キャラクターの趣味趣向でアイテム等にこだわっているのところが特徴のゲームです。

▼ポイント

キャラクターに合わせたアイテム、動き、背景デザインを制作している


4.【広告】ゲームを活用した広告クリエイティブ

「広告とは見るものだ」と思い込んではいませんか?広告のクリエイティブがゲームになっているという事例も増えてきています。

広告上でゲームの体験ができたり、広告上で心理テストやアンケートに答えることができたり広告のクリエイティブにコンテンツを利用することでCTRが高まります。

PS3ソフト「Gran Turismo 5」

スクリーンショット 2014-06-10 11.55.10

上の事例はバナー広告ではありますが、3都市(ローマ、東京、ロンドン)のレース場をGoogleストリートビューを活用して再現し、キーボードの方向キーなどによる操作でレース体験ができるようになっています。

▼ポイント

広告のクリエイティブでゲームを活用する


5.【O2O施策】ゲーム結果でクーポンを配布する

ゲームスコアによってダイレクトに購買に繋がるようなインセンティブをユーザーに与える施策です。

店舗で使える抽選券や、ECサイトなどで使えるクーポンがもらえます。

ビックロベーダー

スクリーンショット 2014-06-10 11.54.28

ハイスコアを記録すると「ビックロ」店舗に設置しているビックロガチャに参加できる特別メダルを獲得できたり、オンラインショップで利用できるクーポンを獲得できます。

▼ポイント

ゲーム結果でクーポンを配布し、来店や購買に繋げる


6.【Twitter】ツイートすると見たいものが見れる

ツイート数に応じてパネルが外れていき、後ろに隠れている画像が見れるようになるコンテンツ。ついつい画像が見えるまでやってしまいそうになる施策です。

▼雑誌「プレイボーイ」プロモーション

スクリーンショット 2014-06-10 11.55.49

見たい情報、知りたい情報を得るためにコンテンツで遊んでもらう事例です。同様に、ゲームをクリアすると見たいものが徐々に見れるようになったり、高得点を獲得するにつれてパネルが外れていくコンテンツもありえます。

また、見えていく画像の中にキーワードを入れておき、そのキーワードでクーポンを利用できるなどの応用もできそうです。

▼ポイント

見たいと思うものを見るためにコンテンツで遊んでもらう


7.【ターゲット】ターゲットにあわせたゲームプロモーション

商品のターゲットの心理状態に合わせたゲームです。ユーザーの本音に刺さりやすいようなゲームを提供することによって共感を生み、商品のブランドイメージの向上にも繋がります。

「Roots AROMA SHOOTING」キャンペーンサイト

スクリーンショット 2014-06-10 18.57.38

商品のターゲットと同じく男性サラリーマンがターゲット。キャッチコピーは「オフィスをフレッシュさせよう!」。

ストレスが多いオフィスや、自由すぎるオフィスに対してターゲットが感じているであろうモヤモヤをなくしていくゲームです。

▼ポイント

ターゲットの心理状態を想定する


8.【facebook】facebookと連動したゲームプロモーション

facebookと連携することで、ゲームの中に友人が登場したり、どんな友だちがいるかによってゲーム内容が変わります

サッポロビールWebサイト おつまみキャッチャーZ

スクリーンショット 2014-06-10 19.17.18

facebookでログインすると、友だちの都道府県47の出身地のおつまみにチャレンジできるコインを友だちの数だけ獲得することができます。チャレンジしたい地方のコインを使って、タイミングを合わせて『つかむ』ボタンを押します。

成功すると壁紙がもらえたり、プレゼントに応募することができます。

▼ポイント

SNSと連携することによって、自分だけのゲーム内容に変えることができる


ポイントまとめ

上記であげた事例のポイントを簡単にまとめておきます。

  • Youtube動画と連動
  • 商品の形、色、大きさ、特徴、ターゲットなどを活かしたゲームを制作
  • キャラクターに合わせてアイテム、動き、背景のデザインを制作
  • 広告のクリエイティブとしてゲームを活用
  • 販促につなげるために、ゲーム結果でクーポンを配布
  • 見たいと思うものを見るためにコンテンツを活用
  • ターゲットの心理状態を想定
  • パーソナルなゲーム内容にするため、SNSと連携

サイト内でのゲームプロモーションを検討している方は、ぜひこれらのポイントを押さえてみてください。

以上、『アイディア満載!ゲームコンテンツを活用した企業プロモーション事例8選』でした。


■こちらの記事も合わせてどうぞ


モバリストでは、プロモーションにぴったりのコンテンツ制作・提供サービスを行っております。

診断コンテンツ事例資料

クイズ提供会社が集めた簡単そうで難解な面白クイズ8選

おもしろクイズ8選

テレビ番組をどのくらい見ていますか?いつからかバラエティーの定番として、クイズ番組を見かけることが増えましたよね。

毎週必ずクイズ番組を視聴する習慣がある、とまではいかなくても、なんとなくテレビを点けたときに映ったクイズをついつい見てしまう人は多いハズ。

弊社では10年近くクイズコンテンツを提供しておりますが、これまでのクイズの中でも筆者が面白いと感じたクイズをいくつかピックアップしてご紹介します。

もちろん解答も載せているので、ぜひチャレンジしてみてください!
Continue reading

人気国内レシピ動画メディア、Instagramアカウントをまとめて紹介

人気レシピ動画メディア

「作ったことのない料理を作りたい」「レシピに自信がないから何かを参照したい」と思ったとき、レシピ動画を見ることは少くないと思います。

2017年となった今では、InstagramやFacebook、Youtubeを主戦場とするいくつかの「レシピ動画メディア」が随分と浸透したからです。

では、国内にどのようなレシピ動画メディアがあるかご存知でしょうか?当記事ではそれらメディアのInstagramアカウントを紹介しながら、国内のレシピ動画メディアをまとめています。
Continue reading

紙メディアのデジタル部門責任者が吐露、紙とWebの「溝」は埋まるのか!?

おはようございます、スマリストの田嶋です。

突然ですが、長いこと紙メディアを主力としてきた企業が、いざメディアのWeb化を進めるぞという段になって、思うように進まないというのはよくある話です。

そのような中、紙主体から紙・Web両軸への転換を精力的に推し進めているとウワサの鈴木氏に、実際に直面した苦労や失敗、そこで得た知見について根掘り葉掘り取材してきました。Web化を進めようと思っている方には参考になる内容です!

Continue reading

【無料資料】占いコンテンツのアイディア事例10選

占いコンテンツ事例

いきなりですが「占い」を見たことはありますか?ここで「一度も見たことがない」という人はそうそういないでしょう。そのくらい知らず知らずのうちに生活に溶け込んでいます。

ものごとの指針や自分の心の写し鏡となりうる占いは、古くから女性を中心として老若男女に好まれやすいコンテンツのひとつです。

そしてその種類は、伝統的なものからユニークな面白いものまで含めると枚挙に暇がありません。

モバリストでは占いコンテンツの提供を行っているため、これまで様々な占いを目にしてきました。その中の一部ではありますが、企業による10種類の占いの事例をご紹介する無料ダウンロード資料を作成しました。

診断コンテンツ事例資料

この記事ではその内容を少しだけご紹介しています。
Continue reading

【無料資料】SNSで拡散に向く診断コンテンツの企業活用15事例

企業の診断コンテンツ15事例

FacebookやTwitterで診断コンテンツが拡散されているのをよく見かけることはないでしょうか?いわゆる「バズる」コンテンツとして、診断は非常に優秀です。

そこで、SNSで拡散されていた診断コンテンツをダウンロード資料としてまとめましたのでご紹介します。診断コンテンツの企画を考えている方はぜひご覧ください!

資料に掲載されている診断コンテンツ事例の目次は以下です。

  • キャリタスクエスト
  • 日本語ボキャブラリーテスト
  • あなたが知らない裏の顔 vol.2
  • ヒロイン診断
  • 方言チャート
  • 神が私を作った時
  • まなびスタイル
  • みんなの名前辞典 姓名診断
  • 漢字一文字診断
  • アイドル相性診断
  • 運命のアロマ診断
  • 書体当てクイズ
  • 初任給診断
  • HAKUHODO DNA鑑定
  • 眠りの質チェック

当記事では、上記の中から3つをピックアップしてご紹介します。


日本語ボキャブラリーテスト

日本語ボキャブラリー診断

50問という大ボリュームの設問数にも関わらず、SNSでかなり拡散されていた診断テストで、「自分にはどのくらいの日本語のボキャブラリーがあるだろうか?」という気持ちを刺激するコンテンツです。

ボキャブラリーが分かりやすく可視化(数字化)されることによって、高得点を取れた人は自分の能力を自慢するため、低得点の人は笑いや共感を誘うためににシェアしたくなります。


あなたが知らない裏の顔 vol.2

裏の顔診断結果

アサツーディ・ケイ社が制作した診断コンテンツで、自分の性格だけでなく、「裏の顔」を明らかにします。愛着の湧くゆるいキャラクターも特徴的ですが、ポイントは診断結果のシェア画面にこそあります。

SNSでシェアされた画面をスマートフォンで見ることを想定すると、デバイスの画面サイズのため多くの情報は表示できません。そこで、シェア画面にはあえて詳細な結果を記載せず、診断結果のキャッチコピーを大きく表示することで「どういうことだろう?」と興味をそそることに成功しています。


漢字一文字診断

漢字一文字診断

年末の恒例行事である「今年の漢字」を連想させる、笑うメディア『クレイジー』提供の診断コンテンツです。

入力するのは名前だけなので簡単に遊ぶことが可能です。また、年末年始にはSNSでも一年を振り返る投稿が増えるため、診断結果の漢字と紐づける形で振り返りを行うことが期待されます。


お役立ち資料のダウンロードはこちらから

お役立ち資料には、紹介した診断以外に加えて12個の診断コンテンツの事例を掲載しています。

ご興味のある方は、こちらからダウンロードできます。

診断コンテンツ事例資料


■こちらの記事も合わせてどうぞ


モバリストでは、診断コンテンツの新規制作・提供のサービスを行っております。

Buzzfeedクイズコンテンツのシェアに向く設計から学べること

「シェアさせるコンテンツ」を企画する方は参考になるかもしれません。

ニュースとエンターテインメントのwebメディア『BuzzzFeed』で公開されていた書体当てクイズが、とてもシェアしたくなるよう巧みに設計されていたのでご紹介します。

あなたの「絶対フォント感」はどのくらい? 書体当てクイズ!というタイトルです。

まずはクイズの内容についてです。

「絶対音感」をご存知でしょうか。簡単に言ってしまうと、ある音を聞いただけでそれが何の音であるかが分かる能力のことです。



BuzzFeed_quiz_question1



このBuzzFeedのコンテンツは、絶対音感の書体版である「絶対フォント感」を測るという趣旨のものです。クリエイティブ職の方はもちろん、フォントにこだわっている方やフォントが好きな方などがターゲットと思われます。



BuzzFeed_quiz_question2



このような形で、さまざまな書体を解答していきます。回答方式は2択、問題数は5問とライトなクイズなので、隙間の時間でサクッと遊べます

さて、このクイズで注目していただきたいポイントはディスクリプションの部分。実際にTwitterでの投稿ツイートを見てみましょう。




タイトルの下、「激ムズだから覚悟しな。」と表示されているのが該当箇所です。

誰かがシェア(ツイート)すると、タイトルとともに「激ムズだから覚悟しな。」という文言が表示されます。「あなたの絶対フォント感はどのくらい?」というタイトル、「激ムズだから覚悟しな」というディスクリプションが組み合わされ、「フォント」が好きな人は思わずクリックしたくなります。

激ムズの問題を自分がどこまで正解できるか試してみよう、と。

先に述べたように、リンク先に遷移してみると問題数は5問しかなく、しかもそれほど難しくないのです。

あまり難しくないことも大切な要素を担っていて、難易度が低いために高得点を取ることが比較的容易なのです。ですが頭には「激ムズだから覚悟しな。」のディスクリスプションがかすかに残っているので、「激ムズ」のイメージが残っています。つまり、激ムズの診断コンテンツで高得点を取れたんだと。



BuzzFeed_quiz_result



そしてクイズコンテンツを終えると「待ってました」と言わんばかりにシェアボタンが配置されています。ついには自然とボタンを押し、SNSでシェアしてしまいます。「どうだ!」と鼻息を荒げながら。Buzzfeed様の掌の上で踊らされてるとも知らずに。


あとがき

いかがでしたでしょうか。

ポイントをまとめます。

  • ディスクリプションで難しいと煽る
  • 短時間で遊べるコンテンツにする
  • 顕示欲を掻き立てるよう難易度は下げる

SNSで拡散されるようなクイズや診断コンテンツを企画されている方は、参考にしてみてください!

以上、『Buzzfeedクイズコンテンツのシェアに向く設計から学べること』でした。


■こちらの記事も合わせてどうぞ


モバリストでは、デジタルコンテンツの新規制作・レンタル提供のサービスを行っております。

診断コンテンツ事例資料