2020年8月25日、高須克弥院長と名古屋市の河村たかし市長が、愛知県の大村秀章知事のリコール運動をスタートさせました。
そんな高須克弥院長らは2020年11月7日に会見を開き、愛知県の各選挙委員会に集まったリコールの著名を提出。
高須克弥院長らが行ったリコール運動では、いったいどれくらいの著名数が集まったのでしょうか。
そこで、高須克弥院長のリコールの著名数や会員数、そもそも大村知事は何をしたのかについても詳しくご紹介します。
愛知県知事(大村秀章)が高須克弥 (院長)に離職請求(リコール)された理由は?何したの?
莫大な数だ。みんな徹夜で集計している。まだ集計がつづいている。
集計ができた地区の選挙管理委員会から順次集計終了の署名簿を提出する。
必死の作業。 pic.twitter.com/BwKrGU0opl— 高須克弥 (@katsuyatakasu) November 3, 2020
2020年8月25日、高須克弥院長と名古屋市長である河村たかし市長が、愛知県庁前で愛知県の大村秀章知事の離職請求(リコール運動)が始まりました。
なぜ大村知事のリコール活動を始めたのか、その理由を高須克弥院長が以下のように発言していました。
「県民の税金を県民の喜ばない方向に使っていることにつきる」
引用元:https://www.asahi.com/amp/articles/ASN8T735VN8TOIPE00H.html
また、河村たかし市長は以下のように述べています。
「直接的に引き金になったのは名古屋市を訴えたこと」
引用元:https://www.asahi.com/amp/articles/ASN8T735VN8TOIPE00H.html
どうやら、国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の対応に問題があったとして、実行委員会会長を務めた大村知事の解職を求めたようですね。
2019年12月26日に国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の実行委員会運営会議が開かれると、企画展「表現の不自由展・その後」の展示内容を河村たかし市長が批判。
不自由展では、昭和天皇の肖像群を含む版画が燃やされる映像が展示されていました。
そんな不自由展に対して大量の抗議を受け、開催されてから3日で中止、会期末7日間のみ再開されました。
芸術祭の来場者が過去最多となる67万人を記録すると、県の検討委員会は「総じて成功」としたものの、河村たかし市長は以下のように発言。
「こんなことをやれば集まるに決まっている。多くの日本人の心を踏みつけた。大失敗で国民に謝罪して欲しい」
引用元:https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASMDV5476MDVOIPE00T.html
会議中には大村知事と河村たかし市長が言い合いになる場面もありました。
高須克弥 (院長)の会見や街頭演説は何したの?
今から名古屋。河村市長を喜ばそうと有松絞りのマスクに変換。
たまたま近くの席に座ったお客さん、東海高校の後輩だと自己紹介。
抗ウィルス抗菌高透明フィルムを使ったフエイスシードの会社の社長さんだって。
河村市長と会うときは両方つけよう。なう。 pic.twitter.com/wdn5cnrIeT— 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 31, 2020
高須克弥院長は2020年11月7日、名古屋市内で会見を開くと、自身の全身癌の状態が悪化し、リコール運動を終了することを発表しました。
会見を開いた高須克弥院長は、「悲しいが体が持たない。苦渋の選択」と発言していました。
高須克弥院長にとっても、今回の決断は相当辛いものがあったのではないでしょうか。
そんな高須克弥院長らは、街頭演説で県民の皆さんに協力して欲しいことを呼びかけていました。
住民投票実施には86万6千人の著名が必要なので、著名集めをしていたということになります。
高須克弥院長のツイッターでは、たびたび街頭演説しているところの動画等を投稿していました。
街頭演説応援なう pic.twitter.com/VqXaDpTwxB
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) September 16, 2020
歩きながら街頭演説。
河村市長なう。 pic.twitter.com/kUaDZxNJDl— 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 11, 2020
視聴回数も万十万回超えているものもあり、それだけ多くの方たちが高須克弥院長や河村たかし市長の演説に耳を傾けていた方も多かったということでしょう。
高須克弥 (院長)リコールの著名数は?リコール会員数は?
バッテリー消耗。
急いで癌治療と充電せねば。
新幹線なう。
もうすぐ東京着。 pic.twitter.com/NMAOjufck0— 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 30, 2020
気になる高須克弥院長らが愛知県内の各選挙管理委員会に提出したリコールの著名数は43万5千人です。
住民投票実施に必要な法定数は86万6千人であり、最終的には半数ほどにとどまりました。
これまで著名運動を続けてきた高須克弥院長らですが、目標数は達成できず、体調悪化も重なり中止することに。
そんな高須克弥院長が発起人となった「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコール会」には、2020年7月10日には会員数が7万人となっていました。
そのうちおよそ5万人が県内の方で、およそ2万人が県外の方だったとのこと。
「このままいけば受任者が軽く10万人を超える」とも発言してだけに、今回のリコール運動中止は高須克弥院長自身も発言していたように、苦渋の選択だったでしょう。
まとめ
今回は、高須克弥院長のリコールの著名数や会員数、そもそも大村知事は何をしたのかについてまとめました。
高須克弥院長と名古屋市の河村たかし市長が、愛知県の大村知事のリコール運動を始めます。
リコール運動の著名数は43万6千人と法定数の86万6千人には及ばなかったものの、会員数は7万人を突破し、このまま続けていれば軽く10万人は突破していたでしょう。
国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の対応に問題があったとして、大村知事のリコール運動が始まりましたが、2020年11月7日に高須克弥院長の体調が悪化し、活動も中止となりました。
高須克弥院長自身も、今回の中止する決断は辛いものがあったでしょうが、まずは自身のお体を大事にしてほしいですね。