洗濯槽のお手入れは、どの様なやり方で行っていますか?
最近ネット上では「オキシ漬け」という言葉が流行っています!
「オキシ漬け」とは、市販の「オキシクリーン」という酸素系漂白剤を使用して、衣類・靴等を漬け置き洗いする事です。
実はそんな「オキシ漬け」で洗濯槽も簡単に掃除が出来ちゃいます!
他にも、「重曹」「ワイドハイター」等、お馴染みの商品でも手軽に掃除が出来たりしますが、実際どれが一番効果的で簡単なのでしょうか?
気になる洗濯槽のお掃除のやり方を解説したいと思います。
洗濯槽の簡単な掃除のやり方は?頻度は?
日頃お洗濯に使用する洗濯機ですが、中の汚れまで気にして生活していますか?
洗濯槽の中には、石鹸カスや洗濯クズ(服についた毛玉や糸くず)が付着していて、そしてカビも生えているなんてこともあります。
脱水のための穴があると思いますが、あの奥にひそんでいます。
普段目に見えない部分ですが、定期的にお手入れをしていきましょう!
◎基本的なやり方
本来細かいところまでやるとなると、洗濯槽を分解し、専用のクリーナーでせっせと磨く・・なんて事をやっていきますが、簡単な方法があります。使用する洗剤の種類については後程ご紹介します。
①ほこりネットを外す
これを機にネットもしっかりと洗っておきましょう!
②40度ぐらいのお湯を洗濯槽に入れる
「お湯」を使用することがポイントです。洗剤等をお湯に溶かしたほうが汚れは落ちやすいので、ここは水ではなくお湯を使用してください。
③使用する洗剤を入れる
後程説明しますが、「塩素系」「酸素系」などいろんな洗剤があります。どれを使用するかによって落ち方が変わってくるので、お好みで選んでください。
④洗濯槽を回す(洗浄コースがある方はスイッチオン!ない方は、「洗い」を行います)
⑤1時間~4時間放置
「酸素系」使用の場合はつけ置き時間も大事です。「塩素系」の洗剤使用する場合は、洗浄力が強いので放置しない事が多いです。
⑥再度洗濯槽を回す
⑦汚れが浮いてくるのですくいとる
びっくりするぐらい、汚れが目に見えて取れます!油汚れなども浮いていて、取れる実感がわくと思います。
※「酸素系」使用時のみ
⑦脱水
以上です。
「塩素系」「酸素系」など、どれを使用するかによっては、時間も手間も変わってきます。
どちらが簡単に掃除出来るかというと、「塩素系」の洗剤の方が、汚れを分解して落としてくれるので楽に洗浄できると思います。「酸素系」を使用した場合は、汚れがそのまま浮き出てくるので何度も何度もすくってあげる必要があり、少し手間がかかります。
◎頻度は?
1か月に1回が目安です。ただ、洗濯物に異常にゴミが付く場合や、梅雨時期や夏場に洗濯機が蒸れてカビが生えやすい環境にある場合は、もう少し頻度を増やしてもいいかもしれません。これからは、頻繁に洗濯槽をチェックしてみてくださいね。
洗濯槽の掃除にはオキシクリーンや重曹・ワイドハイターの中でどれが一番?
まず掃除を行う際に使用する洗剤には、いくつか種類があります。
◎掃除に使用する洗剤には「塩素系」「酸素系」「アルカリ性」がある
主にこの三つです。
「塩素系」は他の物と比べると簡単に洗浄が出来て、洗浄力も強めです。
更にカビが生えにくくなる効果もあります。
しかし「キッチンハイター」や「カビキラー」等、独特のにおいを発するものも多く、素手で触るのも良くない所が、デメリットの一つです。
色落ちもしやすいので、使用する際には注意が必要です。
「酸素系」と呼ばれるものは、泡の力で洗濯槽の汚れを落としていくようなタイプになります。洗浄力は「塩素系」よりも劣りますが、人間の肌に優しいです。
「オキシクリーン」「ワイドハイター」がこちらのタイプに入ります。
「アルカリ性」は「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」等が分類され、「塩素系」と比べると洗浄力は劣りますが、カビの分解を助けてくれる働きがあります。
主にこれらの洗剤等を使用していきますが、洗浄力重視×時間短縮や、肌に優しい×洗濯槽の汚れをはがす 等の用途で使い分ける事をお勧めします!
◎「オキシクリーン」「ワイドハイター」「重曹」どれが一番いいのか
どれも「酸素系」の洗剤類になります。実際、どれも洗浄力としてはあまり変わらないと言われています。
一概にどれが一番とは言えませんが、「ワイドハイター」の方が、金額も「オキシクリーン」と比べると比較的安く手に入りますので、お買い得かもしれませんね。
うちの洗濯槽の簡単な掃除方法
我が家ではオキシ漬けをよく行っています。実際に試してみると、びっくりするぐらいの汚れが落ちていて、毎回毎回びっくりします!
オキシ漬けをするときにはお風呂の残り湯を利用しています。
お風呂から上がった後に洗濯槽にセット!夜寝る前に1度回し、そのまま寝ちゃいます。そして翌朝、再度洗濯機を回すと、わかめの様な黒いピロピロとしたごみが浮いています・・・これがカビです。
そこで終わる事もありますが、特に汚れが気になるときには1時間おいて、
洗濯機を回して、また1時間おいて・・・を、
「汚れが取れるまで」行っています。ここで汚れとオキシクリーンが残っていると、次回洗濯するときに付着してしまうそうです。
オキシ漬けをすると、水一面に想像を超える汚れが出てきます。
それを網ですくい取るときに、とても快感です!是非試してみてください。
まとめ
あまり普段気にしない、洗濯槽の汚れの落とし方についてご紹介しました。
使用する洗剤によって効果・落ち方が変わってくるので、用途に合わせて使用してみてください。
また酸素系の洗剤を使用する場合、目で汚れが見えるのでやりがいがあると思います!
これからの季節は洗濯槽の中にもカビが生えやすい時期になるので、気を付けましょう。