ハウスダストのアレルギーで掃除ができない?正しい仕方や頻度は?カーペットの対策方法

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花粉症の季節でもないのに、なぜか家の中にいてくしゃみや鼻水、咳が止まらなくなってしまうという経験はありませんか?

その症状には「ハウスダスト」が関係しているかもしれません。

ハウスダストに対してアレルギーを持っている人も多く、一度アレルギーを発症してしまうと家の掃除をするのも一苦労です。

中にはアレルギー症状が強すぎて掃除ができないという方もいるのではないでしょうか。

今回はハウスダストアレルギー対策方法や、ハウスダストの発生しやすいカーペットなどの正しい掃除の仕方をご紹介します。

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ハウスダストのアレルギーで掃除ができない人は正しい掃除の仕方や頻度を知って欲しい

ハウスダストの中には、
ダニや昆虫の死骸やフン、
カビ、
細菌、
繊維のクズ、
土や砂、
花粉、
人間の毛髪、
フケ、
皮膚片、
食べかす、
ペットの毛、
タバコの煙、
排気ガスなど、
多種多様なアレルギー物質が含まれています。

つまり、ハウスダストはいろいろなアレルギー物質の混合物なのです。

家の中のチリやホコリの中でも大きさが1mm以下のハウスダストは非常に軽く、人の動きなどで舞い上がり空気中にただよっています。

そのため吸い込みやすく、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こす原因になることがあるのです。

これらのアレルギー疾患は誰でも発症する可能性があり、一度発症すると根本的に治すのはなかなか難しいのが実情です。

家のなかでは、たくさんのハウスダストが発生しています。

毎日着ている衣類や布団から落ちた綿ボコリや髪の毛、紙の繊維などさまざまです。

普通に生活しているだけでもハウスダストはどんどん発生しているのです。

さらに、ハウスダストの約3割近くは、外出したときに洋服やバッグなどに付着して、知らないうちに家のなかに持ち込んでしまっているのです。

たとえば花粉や砂ボコリ、排気ガスなど、外を歩けば当たり前に付着してしまいます。

ハウスダストアレルギーを予防するには、正しい掃除の方法を知り、原因となるハウスダストを極力室内に溜めないこと、カビやダニを発生・増殖させないことなどが重要です。

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ハウスダストのアレルギー対策はカーペットの掃除が重要!

カーペットはお手入れが大変そうだから、フローリングの上に何も敷いていないという方は多いのではないでしょうか?

しかし、何も敷いていない床の上を歩いたり動いたりすると、実はフローリングに積もったホコリを舞い上げてしまっているのです。

カーペットには、繊維に付着したハウスダストをパイル内に取り込む「ダストポケット効果」があるため、空気中にほこりなどが舞い上がりにくくなります。

裏を返せばカーペットはハウスダストをため込みやすく、こまめに掃除をしていないとアレルギーを引き起こす原因にもなってしまうということです。

しっかりとハウスダストを取り込んだ繊維をこまめに掃除するようにすることで、とても綺麗な空気環境を保つことができます。

2日に1度は掃除機をかけることが理想的です。

パイルの毛並みを起こす方向にかけていき、ふんわり感を出します。週に1、2回はカーペットの裏側にも掃除機をかけましょう。

できればカーペットを裏返して風を通し、乾燥させるようにすると、ホコリが取れやすくなります。

天気のいい日には、拭き掃除用洗剤液を入れた水で固く絞った雑巾を使って、たたきながら拭いていきます。

拭いた後は十分に乾燥させてください。
カーペットを外に干すときは色褪せを防ぐため表裏合わせて3時間程を目安に日陰に干すのがコツです。

また、飲み物や食事をこぼしたときは、放置すると汚れが染みつき、取れにくくなります。

汚してしまったらすぐに乾いた布で汚れを取った後、汚れに応じた洗剤などををタオルに含ませ、とんとん叩くように拭きます。汚れの外側から内側に向かって拭いていくと汚れが広がらずに汚れを落とせます。

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うちのアレルギー対策する簡単な掃除方法

私は普段気軽に洗うことのできない布製品を購入する時は防ダニ加工の施されたものを購入するようにしています。

カーテンやじゅうたんなどの布製品には、ダニを寄せ付けないための忌避加工が施された製品があります。

ハウスダストの発生しやすい布製品を防ダニ効果のあるものに変えることで、ダニの発生を抑えることができます。

また、ダニの死骸やフン、それに卵は水溶性なので、水洗いすればきれいに取り除くことができるので丸洗いできるかどうかも購入時に確認します。

このどちらかがあるだけで普段のお手入れが格段に楽になります。

また、布団は通気性をよくするためにすのこベッドを利用しています。

この他にも、室内の湿度が上がり過ぎないように、換気をこまめに行ったり、風の強い日は窓を開けない、外からホコリや花粉を持ち込まないようにするなどの予防策を行い、正しい方法でこまめな掃除と洗濯をし、空気清浄機を使用するなどの除去対策を行うハウスダストを増えにくくする環境とこまめな掃除を心がけています。

掃除してもカーペットや布団のダニが気になるという場合は、ハウスクリーニングの業者にカーペットのクリーニングや布団の丸洗いを依頼することができるので、プロの手を借りて徹底的にハウスダストの掃除をしてもらうという方法もあります。

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まとめ

ハウスダストは毎日空間を漂っていて、簡単に取り除くことは難しいものです。

ぜんそくやアレルギー症状を引き起こさないためにも、効果的な掃除や洗濯などの対策は必要不可欠です。

日頃から正しい手順で行うこまめな掃除と、ハウスダストを増えにくくする予防対策をしっかり行い、キレイな環境で快適に生活できるといいですね。